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日本人の使っている英語は「9割」間違っている 前篇 
2017年 6月 16日(金曜日) 00:00

自分では正しい英語を使っているつもりでも、実際には間違っていたということは少なくありません。事実、日本人の英語の87%は間違っているというデータもあるのです。

待ったなしのグローバル化の中で、すでに英語を使って仕事をしている人にとって、このデータは実に頭の痛いものでしょう。


ここでは、日本人が間違えやすい英語10項目を抽出し、徹底解説いたします。


1 日本人の79%が間違う「同義語の使い分け」


日本人が混乱しがちなものとして、まず同義語の使い分けが挙げられます。中でも特に間違いが多いのは、「最近」の使い分けです。「最近」を表す単語が4つありますが、「昔に比べて最近は・・・」など過去と対比があるか、過去形の文章か、などを把握すると正しく使えるようになります。


過去との対比が有る場合:カジュアル表現these day:堅い表現 nowadays、

過去形の文章の場合 recently、現在形の文章の場合lately


また、その他の要注意するべき同義語は「学習する」を表すstudyとlearn。Studyは、科目の学習をするときに使い、learnは、知識や技術を得るために教えてもらったり練習する時に使います。



2 日本人の78%が間違う「日本特有表現の直訳」

日本では当たり前のように使う「よろしくお願いします」は、英語ではこれに当たる言葉はありません。Thanks in advanceという表現を使う人もいますが、これだと「前もってお礼を言ったのでちゃんとやってくださいね」という押し付けがましい表現になります。


それを防ぐには、何をどうよろしくなのかはっきりさせましょう。


例えば、「(メールの返信をお待ちしているので)よろしくおねがいします」は「I’m looking forward to hearing from you.」となります。また、「(私が休暇の間)よろしくお願いします」は、「Thanks for looking over things while I’m gone.」となります。



3 日本人の78%が間違う「助動詞の使い分け」

Mustとhave to。これを同じだと認識するのが間違いの元。自分の個人的な都合で何かをしなければならない時は「must」、外的要因で何かをしなければならない時は「have to」という違いがあります。また、mustは強制力が強すぎて失礼に聞こえる場合があるので、使い際に当たってはよく吟味しましょう。


その他に使い分けたい助動詞として、「should」と「had better」があります。どちらも「~すべき」と訳すことが多いのですが、had betterよりもshouldの方が軽い印象になります。反対に、had betterを使うとより警告的な意味が強くなります。


4 日本人の77%が間違う「失礼な疑問詞」

Canは日本語に置き換えると「~できる」という意味ですが、もともとは「能力」や「技術・知識」を表す言葉。Can you speak Japanese?は「日本語を話す能力がありますか?」という失礼な文章になるので、canの代わりにdoを使って、「Do you speak Japanese?」と表現するのが正解です。


同じように、「どうしてここに来たの?」を、Why did you come here?と言ってしまうと、質問が直接すぎて、ここに来てほしくなかったように聞こえるので、失礼な言い方です。その人がどうしてそこにいるのかわからない場合は、What brings you here?と、bringを使った挨拶の方が有効です。


5 日本人の71%が間違う「冠詞の使い分け」

日本語には冠詞の概念がないため、つい軽く扱ってしまいがちですが、実はとても重要な文法要素なのが冠詞。例えば、「彼女はチキンを食べた」と言いたい時に、「She ate a chicken.


と冠詞のaを入れてしまうと、「彼女はニワトリを生で食べた」という意味になってしまう。もちろん、正しくは「she ate the chicken.」です。


冠詞の一般的な使い分けルールは、読み手によって何を指すのかはっきりしない単数名詞は「a.an」を、読み手が特定可能な名詞には「the」を付けます。また、一般的な話の時は冠詞が不要になり、不可算名詞には不定冠詞a,anは不要になります。