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営業方法で比較 プロの目で英会話スクールを徹底比較① 大手スクール強引営業型・カウンセリング型・説明型
英会話・語学スクールの選び方 決定版
2014年 12月 27日(土曜日) 23:58

■大手スクール強引営業型(全スクールの約60%)

強引な営業が英会話スクール業界の悪いイメージを残していますが、営業がイコール必ずしも強引ではありません。顧客は英会話を始める時に、気分がきっかけになる人は多いのは事実なのです。

目に見えない理由で踏みとどまっている彼らの背中を押してあげることは、彼らにひとつのきっかけを与えてあげることです。ただし、どうしても向いていないときには簡単な手続きで返金したり、顧客サポートに力を入れて、はじめて成り立つ営業スタイルでもあります。


■カウンセリング型(全スクールの約20%)

カウンセリングと称しての営業ニーズの聞き込みは厳密に含んでいません。営業とリンクはしますが、正しい知識から様々な学習や学習理論に対してカウンセリングを行うことのできるスクールは非常に少ないのです。

また、受付のお姉さんがまともな英語が話せて、外国人講師とのコミュニケーションが交わせるとカウンセリングに信憑性が出ます。特に自社カリキュラムを推進しているスクールではしっかりとしたカウンセリングをカリキュラムに合わせて行うのが特徴です。


■説明型(全スクールの約50%)

講師の選別方法、レッスンの進め方、料金など、説明を行うケースです。ただし、顧客が必要とするニーズを説明するのではなく、スクールマニュアルにのっとって説明するケースが多いようです。この場合はスクールマニュアルの出来具合で営業結果が決まることが多いと思います。

説明をするスクールが全体の50%にとどまっているのは、それをしない、またはできていないスクールが20%程度あるということを示します。


■受講生をかき集めないと出世できない英会話スクールもある

英会話スクールは曲がりなりにも「学校」ですので、「身体や精神を壊すほどのサービス残業」「苛酷な人事管理」「殺伐とした社風」などの「ブラック企業」と呼ばれるような職場環境には無縁と思います。

しかし、実際はそうでもないのです。例えば、業界で最も「商売人」色の強いGABAではカウンターセールスの人たちが「営業ノルマがきつい」と口を揃えています。

こうした業界の動きがあるなかで、現場はどのような状況なのでしょうか。次は「ノルマ」について大手英会話スクールの社員の声を聞いてみました。

「ノルマを達成しても、翌月にさらに上乗せしたノルマが与えられるため、頑張っても、頑張っても毎月苦しい月が続く。新しい営業先を見つけるのに毎日必死です」(GABA、30代の女性社員)

月末は、何とか月間ノルマを達成しようと体験レッスンに来た人を強引に入会させたり、来なくなった会員を強引に継続させては後でクーリングオフ、中途解約、クレームになり、会社からインセンティブ取り消しのペナルティを科されることの繰り返しだといいます。

こうした環境の語学スクールでは、当然、ノルマの達成率が高い社員から出世していく「実力主義」(インセンティブ)が徹底しています。スクールによってはサービス残業も横行しているようです。

「離職率がとても高い。人がしょっちゅう変わるので経営が安定していないよう。売り上げのプレッシャーや、残業が多いのに、残業代が全く出ないことが大きな理由の一つでは」(COCO塾、20代の女性契約社員)

 「労働時間は基本昼の1時から夜の10時までで毎日終電ぎりぎりまでで、たまに早く出勤しなければいけない。土曜はめったことがないと休めないが、それはサービス業である限り仕方ないと思う。労働基準監督署の指導により気持ちましにはなったが、それでもまだまだ問題は多かった」(NOVA、30代の男性契約社員)

会社の社風を問うと、サービス業なら必ず聞かれる「体育会系」という言葉が、語学スクールについては全く聞かれません。

また、女性が多いせいでしょうが、口コミでは「和気あいあい」「楽しい」「嫌な人がいない」という言葉が目立ちます。それなのに離職率はなぜか高い。やはり「低収入」や「長時間労働」などが原因となっているのでしょう。