過去に失敗した英会話スクールのマネジメント① 考え方の問題 |
英会話・語学スクールの選び方 決定版 | |||
2014年 12月 27日(土曜日) 23:51 | |||
■失敗者のタイプとは、基本的に、英会話スクールの経営者が経営者として間違った考えをしているタイプに2通りの人がいます。 1つ目のタイプは、経営というマネジメントと集客を重視するよりも、サービスとレッスンを重要視するタイプです。このタイプは、教育や教務に対して比較的いい考えを持っています。もう一歩進んで、講師や社員といいコミュニケーションを取ることのできる人間味のある人も多いのが特徴です。しかし、会社経営(スクール運営)の基盤は売上と利益なのです。これは別に英会話スクールに限ったことではなく、どういう職種のどこの会社でも同じことがいえます。このあたりから目を背けたい、見たくないと言う方や、そんなものは重要ではないと明言する経営者も意外に多いのです。 2つ目のタイプは、元々英会話スクールで働いていた(マネジメントに携わっていた)経験があり、それまで勤めていたスクールの方法に疑問をもち、退職をして新たにスクールを立ち上げたケースです。以前勤務していたスクールや会社への反抗心や疑問は立派ですが、実際のマネジメントは結局以前属していた組織のやり方に毛が生えたものでしかなく、当然規模の違いから以前のスクールのような実績をあげることができません。 ■最低限のポイントとは? 英会話スクール運営の最低限のポイントは「生徒の集客」です。もっと分かりやすく言えば、その月に食べることのできるお金を稼ぐことではなく、次にやりたいことにつながる利益を上げることができるかどうかにかかっています。 そのためには、実際のサービスなりをいかに良く知ってもらうかの工夫が必要になります。しかしもっと重要なのは、いかに知ってもらうかよりも、より多く、より広く知ってもらうということです。今まで月に100人の人にしか知ってもらえなかった事実を、1万人の人に知ってもらう集客技術を身につけると数字上は1%で100人の支持を得ることができます。最低限必要なことは、スクール経営者の意識改革が必要であることが多いのが現実です。 ■ではどうすればいいのか? 最も手っ取り早い方法は集客のコンサルタントに依頼することです。かなり高額のコストはかかるものの、成果が利益という形で確実に増えるなら、結局はプラスになります。 それでも不安ならば、忙しい時間を削って集客と会計の勉強を行うか、それは時間がないというのであれば、信頼できる日本人スタッフに今必要としていることを学ばせることです。
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