英会話・語学スクールの選び方 決定版
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2014年 12月 27日(土曜日) 22:59 |
集客手法の種類と運営の傾向
英会話スクール経営でもっとも重要なポイントは「集客」でしょう。なぜなら優れたサービスの提供はそれを支える資金があって初めて成り立つものだからです。優良なスクールは収益をより良いサービス構築へ投下することで、他スクールとの差別化をうまく図っていけます。 さて、この集客方法にもいくつかの戦略があります。もちろん、もっとも良いのは「あまりお金をかけずに集客する」ことであるのはいうまでもありません また、規模の大小によっても戦略は変わらなくてはいけません。それでは、特徴のあるスクールの方法を分析しながらそれぞれの特徴を比較してみたいと思います。
■代表的な3つの集客方法
ビジネスモデル |
特徴 |
知名度 |
ブランド |
集客 |
サービス |
将来性 |
ECC/イーオン |
テレビコマーシャルで日本人タレントを起用した集客方法。代表的なスタイルかつ、業界のスタンダード。ノウハウと広報の力がカギとなる。NOVAやジオスはこのビジネスモデルにより見事に失敗した。 |
◎ |
◎ |
△ |
× |
× |
GABA/COCO塾(ニチイ学館) |
営業と社内教育重視の人事優先型+バックグラウンドにオリジナルメソッドを持つことが基本であり特徴。他業種のニチイ学館がGABAを買い取り、その後COCO塾をスタートさせたが、湯水のようにテレビコマーシャルでお金を使ったことなどが原因で赤字を抱えている。 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
Atlasマンツーマン英会話 |
顧客満足度に力を注ぐマンツーマン集客、提携と外注により利益を生む仕組みのサプライチェーンマネージメントの2つを組み入れた集客方法が特徴。Webも取り入れた英会話スクール初のIT系企業。 |
△ |
△ |
◎ |
〇 |
◎ |
・その他の集客スタイル シェーン英会話 焦点を絞り、自社の強みを広く展開するのが特徴。様々な可能性に対して可能性の高いところから進出するタイプ。シェーンの場合は子供英会話としての強みがある。 過去に失敗したビジネスモデル 大手ならベルリッツ、中小規模スクールのほとんどに当てはまる。レッスンやカリキュラムに力を注ぎすぎ、経営と集客方法を重視しない、またはスキルが全くないということが特徴。アイディアや人脈からスクールをはじめたケースがほとんど。
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