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サービスで比較 英会話スクールを徹底比較⑤ 月謝払い・毎回払い or 一括払い
英会話・語学スクールの選び方 決定版
2014年 12月 27日(土曜日) 22:31

タイプ5 月謝制・毎回払い制 or 一括払い


■料金形態にはひとつの特徴が見て取れます。

月謝制・毎回払い 一括払い(クレジット・ローン)
Atlasマンツーマン英会話(毎回払い)GABAマンツーマン英会話
シェーン(月謝制) イーオン
NOVA(月謝制) ベルリッツ
イングリッシュビレッジ(チケット制) ECC

大規模のスクールほどローンでの一括払いが多く、中小規模になればなるほど月謝制が多くなります。中小規模スクールのキャッチフレーズはこうです。

「支払いやすい月謝制」「無駄のない毎回払い制」

中小規模のスクールが、英会話スクール業界という土俵で勝ち残るために価格で努力するのは、このフレーズを見るだけで納得がいきます。


■しかし、料金の支払方法で有利なのは、一括払いでしたが、NOVAやジオスの例からもわかるように月謝制といえます。経営の視点から見ると、まとまった高額が一気に入ってく方がビジネスの展開を正しく描くことができますが当然中途解約による清算金などのリスクが高過ぎると考えられています。

ただし、純粋にサービスという視点から見ると、顧客にとっては決して安い買い物ではありませんので、尻込みさせる要因ともなっています。尻込みといえば、ローンを組まなくてはいけないケースが圧倒的に大手スクールに多いので、このあたりをどう捉えるのか(そもそもクレジットカード会社に相手にされるのか)、などから基本構築しなくてはいけません。

 一方、月謝制は生徒の立場に立った良い支払方法ではあるものの、生徒が必ずしも長期間継続してくれるわけではないので、ある日突然収入が途絶えるというリスクも必ずつきまといます。これは経営上非常に痛いことです。


■レッスン料金とは関係がないが、入学金や月会費も重要なポジションにあります。そもそも入学金とは一体何なのか?英会話スクール勤務の人でもちゃんと説明できる人はおそらくいないでしょう。海外の英会話スクールではこのような定義自体がないところが多いようです。

ではやはり入学金は何なのかというと、それはもう「日本文化」としか答えようがないですが、経営面から見れば少なくとも答えが2つあります。

1つは、純粋な売上です。他校も他業種も行っている入学金なので、たとえ客単価1、2万円とはいえ、売上に直結する重要な収入源といえます。もう1つは集客または営業で使用する強力な武器です。つまり、他社との顧客獲得の中で、入会金を値引くことによってお得感を打ち出すことのできる媒体なのです。

 元々実体のない入学金なので、たとえ0円になろうと痛くもかゆくもありません。レッスン料で十分に実益が上がるなら、入会金を値引くことによって営業の重要な手段となります。ただし、これには1つ条件があって、レッスン料を一括払いとする収益性の高い(体力のある)大手英会話スクールに有利な営業方法だといえます。中小規模のスクールは、純粋に収入源として利用するケースが多いようです。


■この月謝制と一括払いのどちらにも属さないのが、Atlasマンツーマン英会話が行っている「毎回払い制」です。

講師と1対1のマンツーマンレッスンをサービスとしているので、支払はその都度、レッスンごとに講師に対して支払います。

月謝よりもさらに細かく区切ることになるので、生徒にとっては都合のいいシステムですが、収益性の面では月謝制よりもさらに毎月の定期収入に不安定さが生じるというデメリットもあるでしょう。経営者の視点としては大変興味深い支払い方法です。