サービスで比較 英会話スクールを徹底比較③ 楽しいレッスン or 厳しいレッスン |
英会話・語学スクールの選び方 決定版 | |||||||||||||
2014年 12月 27日(土曜日) 22:19 | |||||||||||||
タイプ3 楽しいレッスン or 厳しいレッスン ■日本には厳しいスクールが、そうでないスクールより多いといえます。
だから楽しいスクールはチャンスだ、と言えるかというとそういうものでもないでしょう。大切なのは顧客の心理で、楽しいものはあくまで趣味、厳しいものは社会(生活)ニーズとして捉えることができるかということです。 そして多くの人はわざわざ英語を使って趣味を満たそうとは考えません。まして大金を払うなどはもってのほかです。ここに大きなポイントがひとつだけあります。 別のポイントは一言で厳しいと言ってもそれは英会話スクールの傾向の中で分かれるものであって本当に厳しくレッスンをするスクールは多くはない、ということです。 ■傾向は、スクールの顔がどのようなものであるのかを打ち出すための基礎の部分ですから、必ずどちらかに方向性があるはずです。そして最近の英会話スクール業界の傾向は明らかで、ゆとり教育と連動する形で「楽しい」方向性寄りになってきています。 これは英会話が「学習」として捉えられているからで、いまだに「学習」として打ち出しているスクールが成功しているところを見ると、コンセプトは間違っていないのかもしれません。 はじめてスクールに入ったときには戸惑う生徒が多い中、それでも支持があるのは、結局は生徒の後押しによるものでしょう。これだけ厳しければあらゆる意味で役に立つものです。ただし、この方法で経営を行うのであれば、明確に基準化されたカリキュラムと指導の徹底、経営者の強い意志がなければ難しいでしょう。 ■一方で楽しくレッスンを行って成功しているのはAtlasとGABAのようなマンツーマンレッスン勢です。GABAの日本人なら誰もが思う、「映画を字幕なしで見る」と「英字新聞を辞書なしで読む」というコンセプトとキャッチフレーズにはスキがありません。コンセプトがはっきりしっかりしている上に、それなりに顧客ニーズがあるテーマだからです。サービスとしては両スクール共に魅力に満ちています。 特にAtlasマンツーマン英会話では、強引な売り込みがないばかりか、生徒にレッスン参加を呼びかけることもありません。基本概念は生徒の自主性に任せているということですが、このあたりを貫けるには相当サービスとコンセプトに自信がなければできるものではありません。
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