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トランプ大統領流の中学英語レベルが魅了する理由① 「他人を褒め称え、頻繁に感謝」
2017年 5月 15日(月曜日) 00:00

アメリカのトランプ大統領の英語はネイティブですが、アメリカの小学生(日本の中学・高校英語)にも理解しやすい語り口で多くの支持を集めました。泡沫候補に過ぎなかったトランプが大統領にまで上り詰めた秘訣は、誰でも理解できる超簡単な英語の話術にありそうです。


このように世界のトップから日本人ビジネスマンが学べるものは一体何でしょう。決して新たに難しい単語や文法を覚えることではないはずです。すでに習ったことのある中学英語をビジネスで使える英語に変換する実践的な方法論です。


これまで何度も英語で挫折してきた人は、難しい単語や文法を使いこなそうとしていたのが原因ではないでしょうか。英語学習を難しく捉えずに、中学・高校英語レベルを使いこなして本番に臨んではどうでしょう。


トランプ大統領のTwitterを覗くと、great!と同じ言葉の繰り返し、そしてRight?とOkay!を頻繁に挟み込んで大胆に省略していることがわかります。


トランプ大統領が使う英語がアメリカの小学5年生~中学1年生くらいのレベルです。あえてアメリカ人の平均的な英語レベルよりも下げることで、幅広い層に伝わるコミュニケーションを心がけているのだと思うのです。


トランプ大統領の最頻出語ではないかと思うほどに多用している単語はGreat(偉大な、素晴らしい)です。特に人を褒める時、よく使っています。1回のTweetに2回もgreatを使うことがありました。


カジュアルなTweetばかりではなく、1月20日の就任演説でもgreatを連呼していました。褒め称えたいものや感謝したいものは何でもgreatなのです。トランプ英語が人々の心に届いた理由の一つが、頻繁に感謝を口にして、人をおだててやる気にさせるのが上手いことです。人たらしの術に長けていますが、どれもgreatを表す言葉ばかりなのです。


さらに、トランプ大統領の話術の特徴は、Right?(そうでしょう?)とOkay?(そうですよね?)といった共感や同意を促す表現を随所に盛り込むところにも表れています。こうした人を巻き込む力や気遣いも日本人のビジネスマンが学べるポイントかもしれません。


たとえば、ある演説でRight?で共感を求めた後、しばらくして再び、今度はOkay?を2回も繰り返して聴衆を巻き込もうとしているのがわかります。相手の反応を常に気にかけていると言葉で示すことで、聞き手はつい自分に語りかけてくれていると思ってしまうのです。そうすれば聞き手にも当事者意識が生まれ、真剣に耳を傾けてくれるようになるのです。


Right?にしてもOkay?にしても、語彙レベルとしては基本中の基本です。トランプ大統領の英語がアメリカの小学生レベルだと言われる理由の一つは、ごく簡単な単語ばかりを使う点にあるようです。