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英会話スクールのビジネスモデル① 2007年で終わったとされる旧型ビジネスモデル
経営力で分析優良?ダメ!!英会話スクールの研究
2016年 3月 25日(金曜日) 00:00

2007年で終わったとさせる旧型のビジネスモdルは、大手英会話スクール(イーオン・ベルリッツ・ECC・CoCo塾など)で見ることができる。



① CS 顧客セグメント

マス・マーケット(特に東京)における英語学習者


② VP 価値提案

幅広いニーズに応えたテキスト販売

テレビCMや電車広告を使ったブランド価値の創造

主要ターミナル駅周辺などのアクセスしやすい立地


③ CH チャネル

テレビCMや雑誌・電車広告からのお問合せ

ウェブサイトからのお問合せ

個別訪問・企業訪問による営業活動


④ CR 顧客との関係

顧客獲得

顧客維持

販売拡大

ハイエンドブランド

外国人講師と受講生の人間関係


⑤ RS 収益の流れ

30万円以上の一括チケット販売による前払い制

グループレッスン進捗に合わせたテキストの販売

有料テレビ電話など機器のレンタル収入


⑥ KR リソース

自社のスクールビル

テナント内の自社教室

各種語学力を持った講師陣

商品開発にまつわる様々な人材

銀行からの借り入れや株式市場からの資本


⑦ KA 主要活動

レッスンの企画・運営・管理

新テキストの企画・開発

生徒管理業務

財務活動

マーケティング活動全般


⑧ KP パートナー

商品(外国人講師)の製造工場

外国人講師発掘の世界ネットワーク


⑨ CS コスト構造

スタッフや講師の給与などの固定コスト

商品開発における変動コスト

受講生管理コスト

多額のマーケティングコスト

次々と生まれるクレーム対応


1987年~2007年までの大手英会話スクールビジネスモデルのポイントを箇条書きにしてみたが、ただ箇条書きにするだけでは詳細までは見通せないことがわかる。

このビジネスモデルの場合、運営側のメリットは、ブランド価値(広告宣伝)や教室へのアクセスのしやすさ(都市型)、そしてテキストの入手が可能なところだろう。

反対に運営側のデメリットは、収益モデルが受講生に負担の大きいもの(一括前払い)となっており運営上のリスクが大きい上、十分な受講生確保ができない場合はテキスト販売やレッスン継続などを生徒に強制させなければならないという部分だ。

つまり、VP 価値提案の部分でニーズとシーズにズレがあったわけだ。そんなわけで、今、顧客ニーズと新提案を結びつけた新たなスクールが続々と登場していることがわかる。