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定着率の悪い大手英会話スクールの社員
ジオス・Aeon元スタッフが経験した英会話スクール裏事情。
2009年 7月 11日(土曜日) 17:37

私たち大手英会話スクールの社員はほとんどが女性です。なかには男性もいますが、なぜか英会話スクールの中では男性の影が薄いのです。ですから、英会話スクールは女性でもっていると言ってもいいでしょう。現実的に私のブランチマネージャーは女性ですし、一緒にやっている社員もほとんどが女性で、男性はひとりだけいますが、ほとんどやる気がなく、美人の生徒を引っかけることばかりを考えているので、営業成績はまったくふるいませんから、いつクビになってもいい状態なのです。

英会話スクールは女性でもっているようなものですが、困ったことがあります。それは、社員の定着率があまりにも悪いことです。ちなみに、私とほぼ同じ頃に入社し、一緒に研修を受けた同期のような人(新卒ではないので同期とは言わないでしょうが)たちの中で残っているのは数人です。一緒に研修を受けた人は100人近くいたのですが、いかに定着率が悪いかお分かりになるでしょう。

特に困るのは、仕事が出来る女性が辞めることです。男性は仕事の出来る人が少ないのであまり目立ちませんが、女性は仕事が出来る人がポンポン辞めていくので、一緒にやっているものにとっては痛手です。先ほども書きましたが、ブランチごとに営業目標があり、それが達成できないことはマネージャーだけではなく、個人の給料にも影響しますから、営業成績の良い社員に辞められるということはブランチ全体の売上に即影響するのです。

女性と男性でどちらが辞める率が高いのははっきりした数字は分かりませんが、女性の社員の方が仕事の出来る人が辞める率は高いような気がしています。つまり、一度仕事の面白さを覚えて、営業もそれに伴って上昇してくると、男性は一生の仕事として認識するのに対し、女性の方はたとえ仕事が面白くて成績が上がり給料が上がっても、辞めるときはスパッと辞めてしまうのです。

辞める原因ですが、男性の方は仕事が出来る出来ない以前に、やりたい事じゃなかった、つまりやりがいのある仕事ではなかったということ、それと給料ですね。

女性の方はそのほとんどが、休みが少ないシフト制なので、彼氏がいても満足に会えないことが大きいのではないでしょうか。もちろん、それに給料が安いとか待遇面での不満もありますが、それだけだと女性の場合は成績が上がり上司からおだてられると辞めないようですが、男性に関しては妥協できないということでしょうか。

英会話スクールの勤務状態について少し解説しますと、開校している時間帯というのがだいたい午後12時ごろから夜は8時くらいが授業時間帯です。つまり、生徒層が多岐に渡っているために、昼間は主婦や学生、夜は勤めを持っている人のために開校しているのですが、社員は労働基準法がありますから、朝から夜まで勤務することはできません。どこの英会話スクールでもシフト制が普通です。つまり、早番と遅番ですね。早番は午前11時から午後6時までで、遅番は午後2時から閉校までということになります。早番であればデートもできますが、遅番になると閉校してからも事務処理などがあり、スクールから出られるものがだいたい午後10時ごろになることはざらですが、帰りにちょっと飲んでいこうかということもできません。

このシフト制で困るのは、早番遅番がじゅんぐりに来るわけではないので、自分のシフトの読みが出来ないということです。ひどいときには、前日に急に早番から遅番に回されたりしますから、約束をしにくいということになります。幸い、わたしのスクールは土日が休みですから、普通の勤めの彼氏とスケジュールを合わせることが出来ますが、土日もやっている大手の英会話スクールでは、日曜が休めないことから彼氏と続かないことを悩んで辞めていく女の子が多いと聞きます。