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終わりに 言語は時代と共に移り行くもの<英会話が上達しない本当の理由>
2017年 5月 08日(月曜日) 00:00

日本語でも新しい言葉がどんどん生まれていくように、英語でも新しい言葉が生まれています。人類5000年の中で100年と言う短い単位でも、その言葉は様変わりしています。


先日私の先祖が書いたとされる明治時代に発行された本を息子に読んで聞かせたとき、「パパ、日本語なのにへたくそ」と言われました。漢字はわからないし、言い回しも難しいのですが、1910年から100年しか経っていないのに自分の母国語がわからないのです。

それは英語でも同じようです。Amazonの英語版で、ヘミングウェイ作品のレビューを見ていたら「言葉が難しくてわかりづらい」と書いているアメリカ人がいました。日本語でも英語でも生まれる言葉と消えていく言葉があります。言葉は生き物なのです。特に口語体は激しく変化します。

最近よく聞く言葉で「Swag」と言うのがある。Youtubeで年配者が「Swagってどういう意味?Coolって事?」と若者に聞いていて「SwagはCoolっていうより、独自のスタイルを持っているっていう感じ」だと言っていました。

日本語でも新しい言葉は日々生まれています。うちの息子や娘にあるものを見せた時、飛び出した言葉は、 「おしゃんてぃだね」 でした。「おしゃれ」が変化したのだろうと予想がつきました。このように時代時代で言葉は変わっていくのです。そして「おしゃんてぃ」は将来に渡って辞書に載る事はなく、他の言葉に置き換えられていくのです。それは「ナウい」が消えてしまったようにでしょう。

英語と日本語の変化の仕方で似てる思った言葉があります。日本語で昔「ヤバい」と言えば、否定的な意味を含んでいましたが、最近では「イケてる」状態にも「ヤバい」を使います。「ヤバいねーそれ」と言ったら「めちゃめちゃカッコイイ」と言う意味になるのです。

対照的に英語でも同じ事が起こっていました。あるFacebookの動画のポストに「Check this out. It’s sick」とありました。普通に考えたら、「気分が悪くなる」のだと思いますが、その動画は最新のテクノロジーの紹介だったのです。

その時「Sick(病気)」がいい意味で使われているのを初めて知りました。これは日本語で言うところの「ヤバい」と同じ変化を遂げた例でしょう。以上の通り、言葉の変化は早いにも関わらず、30年経っても中学校の英語の教科書が変わっていません。英語を話せるようになりたいと思うのなら、海外のトレンドにも目を向ける必要があるようです。

一方、出来たてホヤホヤの英語もあります。「Brexit(Britain+Exit)」は、2016年6月24日の国民選挙で決定したイギリスのユーロ離脱問題に使われる言葉です。日本語に翻訳する際「ブレグジット」とそのままカタカナになっていました。私はどちらかと言うと英語のニュース読んでいたので、「ブレグジット」と言うカタカナを見た時に何のことだが解らなかったのです。

時代の移り変わりのスピードと言葉の変化は同じです。学校の授業で習うのは基本のみです。その後使いこなせる様になるには練習と最新のトレンドへの興味が必要なのです。

このコラムは、中学校でテストの答案に×をつけられて英語は難しいと思ってしまった人の救済のために執筆しました。言葉と言うツールは、基本的に情報の交換のためであり、人が人として社会で生きていくために欠かせないものです。

世界の共通語である英語が話せれば、世界中どこでも行けるようになるのです。危険な地域は行こうとは思いませんが、私も私の奥さんも海外へ旅行に行くことが全く怖くありません。この小さな島国にへばりついて生涯を終えるのもありだとは思りますが、世界を見て日本の良さを再認識するのも有益だと思うのです。

そして、英語ほどシンプルな言語はないでしょう。だから、世界の共通語に選ばれている理由の一つになっているのかもしれません。このコラムを読んで、赤ちゃんに戻ったつもりで言葉を一つ一つ覚えていく喜びを感じてもらえれば嬉しいと思います。

例題を書き始めて、途中で例題だけで一冊書けるのではないかと思うほど色々思い悩みました。でもそういったコラムはゴマンと存在するだろうし、Google先生がいくらでも教えてくれる時代です。あえてこのコラムは「テストで×さえもらわなければいい」と言う視点で書いてみました。

そうこうしているうちに、FaceBookで知り合ったオーストアリアの友達が日本に来るそうです。「普通の日本人は君ぐらい英語喋れるの?」と聞かれました。答えはいつものようにNOです。

「道に迷ったら身振り手振りで頑張るしかないな」とボソボソ言っているので、「Googleに聞けば教えてくれるし、日本人はみんな親切だから大丈夫」と親切な日本人の私は教えてあげました。

さて、いつになったらこの質問にYESと言える日が来るのでしょう。12年間の英語の授業が役に立つ日が来る事を願っています。最後に、私に色々気づかせてくれた子供たちと妻に感謝したいと思います。君たちがいなければ、気が付けない事がたくさんあったと思うからです。


◆コラム著者略歴

石川薫(いしかわ・かおる) 英会話講師、通訳・翻訳士
15才で渡米。外国人との共同生活が、その後長年続き、シアトル大学の西洋美術を専攻し、卒業。ほぼ全く他の日本人と接することなく海外で生活する中、日本と世界の間での大きな観点の差に気づく。25歳で帰国し、逆カルチャーショックを受けながら大手の総合商社に就職。国際部で日本文化のコンテンツを海外へ紹介する業務を担当。その後、英会話スクールに就職。現在は、英語講師と翻訳部門を担当。

プライベートでは、大好きな油絵やロックミュージックをベースにした交友関係を築く。実家の仙台市に帰郷することを決めた矢先、2011年3月11日に東日本大震災が起る。激しく揺れ、津波により実家が飲み込まれるのを家族とともに目のあたりにし、自分は無力だと実感。人生なんか一瞬で終わる。それなら必死にもがこうと心に決める。英会話スクールでは、自ら体験してきた海外生活や文化の違い、様々な人種との間の間違った先入観や 固定概念においての知識を活かし、海外を目指す若者をサポートする。