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TOEFLやTOEICの日本人データに踊らされるな
2012年 11月 13日(火曜日) 00:00

日本人の英語力は世界的に低いとニュースや新聞で報道されるとき、必ず基準となるのがTOEFLやTOEICのデータである。


両方ともアメリカのETSという教育機関が開発した英語力判断テストであるが、これは一企業がビジネスモデルとしているだけの金儲けである。


TOEFLはアメリカやカナダの大学、大学院に留学するときに英語力を測るための入学に必要なテストとされる。TOEICは外資系企業や海外勤務をする社員の英語力を測るために広く使われる。


2001年のTOEFLの平均点は、ランキング別に日本は北朝鮮と同じ最下位だった。これではいかん、と小学校の英語必須化の議論が始まったのだ。その後、最下位は脱したものの、2010年のランキングでは、アジア30カ国中で27位という結果である。


1位はシンガポール、2位はインド、3位インドネシアと旧植民地が続くが、韓国12位、中国14位、北朝鮮24位よりも日本の順位が下なのは衝撃といってもいい。そもそも鎖国状態でアメリカに難癖をつけられている北朝鮮が、なぜこのテストを受けるのか疑問だからだ。アメリカやカナダの大学に北朝鮮から来たという留学生など聞いたことがない。


サッカーや音楽、ドラマなどお隣の韓国とはライバル関係にある日本だが、日頃英語にコンプレックスを持っている日本人には、韓国や中国より下と聞いたことで、焦り出すのである。


1位シンガポール、2位インド、3位マレーシア、5位香港はもともとイギリスの植民で英語ができるのは当たり前のことである。韓国は朝鮮戦争や経済危機でIMFが介入した歴史があるしアメリカなどへの移民も多いことから理解できる。中国は清の時代にイギリスやフランスに植民地にされた歴史がある。東アジアでは日本だけが植民地になった歴史がない。日本は、歴史的に英語が必要なかっただけである。

中国人や韓国人のエリートが英語を一生懸命勉強するのには、自分の国よりアメリカやヨーロッパの生活のほうが明らかにレベルが高いからだろう。自分の国からは早く出ていきたいから英語を勉強するのだ。


製造業など産業があり、国民が格差のない生活レベルを保っている日本では、海外に出なくても日本で幸せに暮らしいていけるわけで、英語ができないのは、曲がりなりにも世界的に幸せな国なのだからではないだろうか。