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「グルーポン系広告」を使っている小規模の英会話スクールの問題点(3) |
2012年 8月 10日(金曜日) 20:58 | |||
悪徳業者にとっては、手間と人件費をかけてキャッチセールスなどをしなくても、広告費自分持ちのカモが自ら大量にやって来て、手付金とも取れる割引利用料金を支払うのだから、笑いが止まらないはずだ。
多くの場合、こうしたクーポンサイトで販売される商品やサービスが、原価率が低く通常価格や適正な定価を求めにくい飲食・サービス関係であることでグループレッスンを主とする地元密着型で比較的小規模の英会話教室である英会話カフェや東京新大久保の韓国語教室なども参加していて、「実体のない架空の割引に踊らされているだけだ」「結果的に商品やサービスにかかる原価や経費における広告費の割合が増して、提供する企業側、購入する顧客側が損をする」「真面目で実直に商売をしている同業者を苦しめるだけ」「儲かるのは共同購入サイト、クーポンサイトだけだ」 などとも批判されているのだ。 もちろん全てがインチキ、詐欺だと云うわけでもなく、企業にとっては良い宣伝になり、また購入者も本当に良い商品を好条件で購入することができるチャンスとなっている場合もあるのだ。 本来は 「プレゼント企画」 の延長として、企業側が赤字覚悟で宣伝のみをするのが適した場だと思うが、オフシーズンのホテル (固定費が高く稼働率が悪い原価の低い企業) やスケールメリットの大きい商品・サービスのように、こうした販売方法に向いた業種もあるようだ。こうしたサービスを利用している企業の全てに問題がある訳ではないだろう。
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