英会話レッスンの王様は完全1対1のマンツーマンレッスン |
2012年 7月 19日(木曜日) 00:00 | |||
断言するが、英会話にしても中国語にしても韓国語にしてもフランス語にしてもマンツーマンレッスンでないと身につかない。 おそらく、大手も含めて英会話スクールで働いているカウンセラーもそれぐらいは分かっているだろう。しかし、効率よく利益を得るためにはグループレッスンや塾のような大人数でのレッスンのほうがいいのは明白で英会話スクールの経営者はほとんど利益が最優先で生きている人が多いのも事実だ。 たとえば、4人のグループレッスンなら、自分が話す時間はマンツーマンレッスンの4分の1になる。マンツーマンレッスンなら、自分が話す時間以外は講師の英語が切れるが、グループレッスンでは他の生徒の下手な英語を聞かされる時間が圧倒的に長くなるのだ。それでも40分で3,000円は取られる。つまりマンツーマンレッスンの4分の1にもならないのだ。 グループレッスンならレッスン料金がリーズナブルで気軽に始められると宣伝されているが、いつまでたっても英語が話せるようになるわけがない。だから、英会話スクールに通う人はいつまでたっても減らないので、ビジネスとしてはいい産業なのかもしれない。 英会話が話せるようになるためには、会話をたくさんすることである。だから英語の本を読むだけでは上達しないし話せるようにはならない。リスニング教材のスピードラーニングなどのCDを聞き流すだけでは上達はしない。人と会話をするのが英語が上達する唯一の近道である。 相手の話を聞いて、自分の言葉で返す。外国語に限らず、母国語もそうやって人は身に付けてきた。だから難しく考える必要はない。話す相手がいれば自然と話すようになるのだから上達しないわけがないのだ。 当然のことながら、高校や大学で教師一人で40人のクラスを受け持つ授業ではさらに離すチャンスは少ないどころかゼロに近い。学校で10年ぐらい英語の授業を受けても一向に話せるようにならないのは、純粋に人数の問題である。先生の後についてオウム返しをしても、会話ではないので身につかない。 だから、少しでも早く英会話を身につけたいのなら、完全1対1のマンツーマンレッスンに限る。グループレッスンよりは高いが、グループレッスンより安いマンツーマンレッスン専門のスクールもあるぐらいだ。 この際、はっきり申し上げるが、マンツーマンレッスンでないのなら通っても無駄である。
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