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インターナショナルスクールを卒業してどの分野でも成功した人を見たことがない |
2012年 6月 21日(木曜日) 00:00 | |||
両親とも日本人なのに、自分の子供をインターナショナルスクールに通わせる家庭は多い。 日本の学校教育に信頼感がないから、という理由でならわからないでもないが、子どものころから英語を話せるようにさせたいという理由で子どもに通わせるにはさすがにかわいそうだ。 インターナショナルスクールでは文部省の学習指導要綱に沿った教育をしなくても許されている。授業はすべて英語で、日本語の授業はまったくやらないところもあるほどだ。もちろん日本語の授業がないので漢字どころか日本語の作文など、日本語の読み書きトレーニングはできないのだ。 日本の歴史も文化も学べない。日本に住んでいるのに日本語をまともに話せず、自分の国の文化を知らない子どもを育てているのである。同級生も外国人、友達とも英語で話している。 ところが家に帰ると、日本語しか話せない両親と話すことになる。これでは子どもは混乱するだろう。日本語の文法や文型が滅茶苦茶な子供は多い。事実、インターナショナルスクール出身者で、日本国内どころか海外でも成功した人の話を聞いたことがないのは不思議なことである。まだ海外留学のほうが企業でも採用の対象にはなる。 海外に住むほどの勇気はないが、英語はネイティブ並みに話せるようにしたい。そのような親の勝手な欲望に振り回される子供の将来を考えると、気の毒でならないのは私だけであろうか。 大手の英会話スクールに自分の子供を通わせるのも同じようなことに思えてしょうがない。インターナショナルスクールの先生は夜になると大手の英会話スクールでアルバイトをしているからだ。首都圏でも東京を中心に近くにインターナショナルスクールが近くにあるイーオン、ベルリッツ、ECC、シェーンなどが多いといわれている。
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