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個人情報が漏れた先として、最初に名前が挙がったのは、「ジャストシステム」
2014年 10月 31日(金曜日) 00:00

少子化を憂える現代の世相の一側面なのか、幼児・子ども向け教育産業は盛況だ。今回の史上最悪の顧客情報漏えい事件も、何より、子ども向け教育産業のDM合戦の中で露呈したものだった。

最初に名前が挙がったのは「ジャストシステム」。子ども向け通信教育教材「スマイルゼミ」のDMが、ベネッセの顧客に届くようになったことが、事件が表ざたになる発端となった。

ここには、個人情報の流出という事柄に関心が強く、また一定の自己防衛を行っていた人達の努力がある。実際にベネッセからの個人情報が漏れたことを明らかにしたのは、氏名の一部の漢字を変えて個人情報をベネッセに登録していたり、生年月日に工夫をしていたりという、「ベネッセにしかこの個人情報を提供していない」と断言できる人達が多くいた為だ。だからこそ、この史上最悪の顧客情報漏えいという事件が、「ベネッセ」が引き起こしたものであると分かった。

また、最初の流出名簿の買い手として名前が挙がったジャストシステムは、7月10日「当社がベネッセから流出した情報と認識したうえで、これを利用したという事実はございません」と、否定した。

これは、流出名簿であると分かった上で利用した場合は罪の問われるが、出所が不明である場合はその限りではないという法律上の規定を考えれば、当たり前のコメントであり、真相には程遠い。

ちなみに、ジャストシステムへ名簿を提供したのは東京都福生市の名簿業者の文献社と報じられており、文献社の説明によると、東京都内の別の名簿業者、パンワールドから2014年4月下旬~5月ごろに購入したとされる。

更に、パンワールドは別の名簿業者から買ったと言う。

このことからも、1度個人情報が流出すると、どこまでも転売を繰り返され、個人情報がどこまでも拡散していくという止められない負の連鎖が続いていく。