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本当は日本人は英語ができる民族
2016年 6月 20日(月曜日) 00:00

さて、ここまでは批判ばかりでしたが、先生方も「提案することによって、『批判ばかりしている』という根拠のない悪罵に対して、きちんと応える。」と言っていますので提案をしたいと思います。

みなさんは「英語は難しい」「根性で努力しないと話せるようにならない」と思っているのではないでしょうか。しかし、そうではないのです。そう思ってしまうのは、英語の先生や英語専門家の「ダメ出し」のせいなのです。



身の回りにあふれる英語を見てください。これほど、日常生活の中に英語が入っている言語もそうはないでしょう。インターネットもスマホによって普及していますし、英語に触れようと思えばいくらでも触れることができます。たった100円で映画のDVDを借りることもできるくらいです。


今では、日本に興味を持っている外国人も増えました。日本人と話したいけれど日本語ができない、英語ならなんとか話せる、という人もたくさんいるのです。念のために言っておきますが、外国人とは英米、白人のネイティブスピーカーだけではありません。


こんな素晴らしい環境なのに、英語専門家は「日本では英語は使わない」「日本語と英語は言語距離が遠い」「日本人は英語の発音が悪い」「文法の基礎が身についていない」「和製英語を話すと笑われる」とさんざんみなさんを脅しているのです。学校の先生は先生で、毎日生徒に「ダメ出し」をすることに躍起になっています。そうやって「英語コンプレックス」が植えつけられていくのです。英語コンプレックスはDNAとは何の関係もありません。


私は、英語教育を考えるにあたり、英語の専門家の話を聞いてもまともな話にならないと思っています。なぜなら、実際に英語を使っている人がほとんどいないからです。私は言い続けます。「英語の専門家の言うことを聞いてはいけない!」と。では、誰に耳を傾けるべきなのでしょうか。簡単です。実際に英語を使っている海外で活躍する日本人たちです。


ある雑誌の特集では、斉藤・鳥飼両先生の対談の他に、英語を実際に使っている日本人の方の声が紹介されていました。『エッセイ英語とわたし』から引用します。


天野篤(外科医)

・専門領域で話をしなくてはならないという環境においては、どんなに拙い英語でも相手は耳を傾けてくれるということだ。要するに、伝えなければならない内容があれば、何とかできるものなのだ。

・下手な英語で堂々としゃべればいいのだ。それより、自分にとって何のために英語が必要なのか。ここを見極めることが英語上達のための早道かもしれない。


桂かい枝(落語家)

・(英語でコミュニケーションをとる時は、普段よりずっと積極的になって、失敗など恐れずに、大胆になって話すことが大切だと思います。

・「RAKUGOで外国人を笑わせたい!」。単純明快な目的だけで英語と格闘してきました。


青木功(プロゴルファー)

・語学の勉強だけするんじゃなくて、相手と意気投合できるような話題を持つことだね。

・「まず完璧に英語ができるようになってから」と考えがちだけど、それじゃあいつまでたっても何も始まらない。

・何かやりたいことがあるなら、英語ができないとか、恥ずかしいとか言ってられないんだ。理屈をこねずに、まずはやってみろということだよ。


「とりあえず使ってみよう」「英語を使って何をするかが大切」ということです。自分では英語を使わずに、英語の分析をして小難しいことばかり言っている先生や専門家とは違います。


「NHKの『英語でしゃべらナイト』の舞台裏」ということで、プロデューサーの丸山氏と、この番組のレギュラーであるアメリカ人コメディアンのパックン氏の対談もあります。これも面白いので、以下に引用します。


・単語や表現を教え込むというより、自分の武器に自信を持って、目の前の相手に接してみようぜ、という冒険心を育む番組だったように思います。

・教育学の先生に話を聞くと、最も優れた教育法は、勉強しているということを意識させないことだというんですね。

・英語に対する垣根をどんどん低くしていけたらいいですね。

・ゲストのあえて片言の日本語英語でいいという発言に対して、ゲストの数学者で大道芸人のピーター・フランクル氏や、ギタリストのマーティ・フリードマン氏などが賛同していたんですね。

・台湾人の必要に応じて、どんどん英語を使っていくという抵抗感のなさみたいなものものは、日本以外のアジアの方々が先を行っている感じがします。

・英語に限らず、せっかく武器をもっているのに生かしていないことって、いっぱいあると思う。失敗したら恥ずかしいからやめておこうとか。でも、それで諦めていたのでは、人生もったいない。