子どもには英語はどの順番で覚えるべき? |
2015年 8月 28日(金曜日) 00:00 | |||
ここからは、日本の子供たちが英語を覚える順番についてお話をしていきたいと思います。英語を覚えるということの全体像は分かって頂けたと思います。ここからははそれを元に、どのように英語を学習していくと子供たちの中に早く定着していくかということをお伝えいたします。この順番を間違えてしまうと、子供たちが英語嫌いになったり、本来発揮できる力を発揮できなかったりします。短いですが、とても大事な章ですので、ぜひじっくりとお読みいただければと思います。
ただし、0~2歳程度までは文字を書くこと自体がそれほど得意ではないので、この限りではありません。3歳以降になれば、個人差はありますが書けるようになってくるはずです。 年代ごとの目指す目標は、 3~5歳 文字の大きさや書く場所についてはこだわらず、文字の形を認識している 6~7歳 違うアルファベットを同じ大きさで書ける 8~9歳 アルファベットを何も見ないでもスラスラと自分で書ける 10~12歳 アルファベットを線に沿って正しくスラスラと書けるとなります。 なお、アルファベットをしっかり覚えるという定義は、アルファベットの発音を聞いて書くことができる、アルファベットを見て声に出して読むことができることを言います。 アルファベットを一番最初に持ってきているのは、これから行おうとしていること全てのことは、アルファベットを理解していることを前提にして学んでいくことが多いからです。ただし、だからと言って完璧にしてから次に進んでくださいということではありません。他のことをやりながら、完成させていくやり方で問題ありません。 覚え方としては、フラッシュカードを使いながら、まずは見覚えさせます。 A ~ Z までのカードを見せながら、発音していきます。 ABC の歌を覚えさせるのも非常に効果的です。その後で、フラッシュカードの並べ替えゲームを行い、順番を自分で言えるようにしていきます。アルファベットカードでカルタをしたり、体でアルファベットを表現するゲームをしたり、指で書いたアルファベットを当てたりなどして、遊びながら学ばせます。最終的には自分で書けるようになるのが目標です。誰が速く書けるか競うのもいいでしょう。
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