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4つのスキルと3つの知識をまとめるものとは?
2015年 3月 20日(金曜日) 00:00

多くの英語を学習している大人の人たちと話をしていてとても違和感を覚える時があります。例えば、「私は英語の読み書きはできるけど、話せないんだ」と言う人がいます。こういう方とよくよく話をしてみると、より具体的に言うと、読み書きができるということは「私は英語を日本語に訳したり、日本語を英語に訳したりできる」という意味で話しているのです。

これは、果たして子供たちが目指すべき「目的地」なのでしょうか?英語で書かれていることを読む際に、わざわざ日本語に訳さなければならない。または、英語の文章を書くときに、はじめに日本語で文章を考えて、英語に訳して書かなければならない。英語ができるという状態は、こういう人たちのことを指しているのでしょうか。 あなたはどう思われますか。


私は、「No!」 と声を大きくして言いたいです。なぜなら、この状態は、英語ができるという状態ではありません。こういう状態だからこそ、彼らは話すことができないのです。

子供たちが本当に目指すべき状態は、英語を英語のまま聞き、話し、読み、書くことができる状態です。つまり、日本語のように英語を使うことができるのが、本当に英語を使えるということなのです。


そうです、4つのスキルの上に「英語脳」という能力が増え、そこから伸びる線が4つのスキルと3つの知識を囲っています。これは、「英語脳」が全てのスキルとすべての知識を統合する中心的な能力だということを表しています。つまり、英語脳ができてこそ4つのスキルと3つの知識が最大限に活かされるのです。


では、英語脳はどのようにして身につくのでしょうか。非常に重要な能力でありながら、多くの英会話スクールの先生はその方法を教えることができないでしょう。そしてそれを教えられないということは、英語脳をその日本人の英語講師自身が身に付けていない可能性があります。そういうスクールは要注意です。


私もいろいろと自身の体験および生徒さんへの指導を通して経験してきましたが、英語脳習得において最も効果的なのは、聞く・話すということをテンポ良く求められるからです。

テンポよく会話を進めようとすると、間に日本語を介する時間がありません。英語脳を身に付けていない人が英語で会話をするとどうなるかと言うと、英語で聞く→日本語に訳す→日本語で考える→日本語で話す文章を作る→英語に訳し話すという流れになります。


では、英語脳を身に付けている人が英語で会話をするとどうなるかと言うと、英語で聞く →英語で考える→英語で話すと言う流れになります。

英語で会話をする際に余計な「日本語」を省くようになるのです。これができるようになると、英語の世界がぐっと広がり、深みを見せてきます。そして、これができるようになるには、とにかく話す量を増やすというのが大事です。


英語はスポーツと一緒なので、上手になるには量稽古が一番なのです。だから、あなたの子供を通わせようと思っている学校で、どれだけ会話を重視しているかというのは、子供が英語脳を身に付けるためにとても重要なポイントです。通い始めの時は時間を多くとることはできないでしょうが、通う期間が長くなるにつれ、たくさん会話ができるレッスンがある英会話教室を選ぶと良いでしょう。


また、英語脳を身に付けるために会話をするということを通し、覚えた内容の定着を図ることも可能です。日本語では意識していませんが、違う言葉を覚えるというのは実はとても膨大な知識が必要なのです。単語力(語彙)だけ考えてみても、日本の大学生は(諸説ありますが)平均で2万~3万語の語彙力があります。


中学校終了時までに学ぶ英単語が1500語、高校で3000語だということを考えると、英語をより使いこなそうと思えば、子供たちは多くのことを覚えていかなければなりません。

知識は使えば使うほど定着しますので、会話をするというのは英語力をつけていくためには本当に重要なのです。学校での英語の授業が大変なのは、知識を覚えても使って記憶に定着させる場所がないからではないでしょうか。