多言語のレッスンコースを持つ語学スクールで学ぶ |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |||
2021年 11月 02日(火曜日) 00:00 | |||
日常の業務に終われる中、アフターコロナはビジネスで英語が必要になると思います。即効性のある語学学習はないですが、誰でもすぐに話せるようになるコツは、語学に対する心理的障壁を外すことです。 コロナ禍で、大手英会話スクールは徐々に数を減らし、小規模スクールはレッスンの閉鎖が続いています。しかし、そんな中でも元気に開校している英会話スクールがあります。 習い事教室の倒産が過去最多を更新か…「スポーツ」「音楽」が急増で「外国語会話」は激減 1対1で外国人講師と議論し、相づちを打ったり、聞き返したり、質問したりしながら理解を深めているスクールや、グループで2人1組に分かれカンバーセーションを行い、最後にスピーチを行うレッスンもあります。 英語だけでなく、あらゆる外国語レッスンでは、たどたどしい人から流ちょうに話す人までレベル差はありますが、共通しているのは萎縮したり、恥ずかしがったりしていないことです。フランスやスペイン語、ドイツ語など皆、楽しそうに話しているのが伝わってきます。 まず大事なのは、学校の英語教育で受けたトラウマを外すことです。正しい文法で、時制や単語を間違えてはいけないなどの恐怖感を外していくことから始めます。所詮、言語はコミュニケーションのツールでしかないため、会話が楽しければいいわけです。 スクール側は、会話が楽しいことを感じてもらうことを優先し、途中、助け舟を出したり、間違いを正したりはしても、否定的な言い方をしないのがルールです。できるだけその人が使った単語を使い、正しい文法に直してあげるのもマンツーマンレッスンの特徴です。 言い直してもらうことで、自然に正しい言い回しが身につくということです。何語でも話す力というのは、話さない限り身につくことはありません。日本人が語学が苦手な一番の理由は、恥ずかしく思ってしまうことです。 スクールによっては、中国語や韓国語、タイ語、トルコ語などアジアの言語を教えているところもあります。韓流ブームに乗って韓国語を学んだり、台湾に旅行に行くために中国語を学ぶ人もいます。 このように、最近は何かきっかけを見つけては語学を学ぶことが増えているようです。たとえば、語学が上達するコツを教える際、各言語の読む・聞く・話すを一緒にできれば習得が早いことを伝えるのは基本中の基本です。 大手英会話スクールの外国人講師は、ビジネス経験が乏しいのに対し、マンツーマンレッスンに特化したスクールは様々なキャリアを持つ外国人が所属しているケースが多いと思います。それを強みにしているからこそ、カスタマイズしたレッスンを提供できるということです。 英語を基本に、中国語やフランス語のレッスンを同時に受けられることは、期限と目的に応じたプログラム設計が行われているからです。最短であらゆる言語を一通りモノにするために、そのような使い方をしている受講者は増えています。 若い頃によく海外旅行に行き、仕事でも英語に触れる機会があっても、使わなくなると話せなくなってしまいます。意味さえ通じればいい旅行と違い、仕事で会話するのであれば丁寧な英語を話す必要があります。 語学スクールがまだ生き残っているのは、レッスン中に日本語で考える余地を与えていないからです。使える英語や外国語をマンツーマンレッスンから得るのは、確かに理にかなった近道かもしれません。
|