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英会話スクールの「キャンセルルール」と「コースの変更」の重要さについて
2012年 2月 10日(金曜日) 00:00

それともうひとつ大事なことを覚えてください。それは、その英会話スクールにどれくらい制度上の自由さがあるか。システムとしてどれくらい柔軟さを持っているかということです。


英会話スクールの柔軟さはどこに出るかというと、一つは「キャンセルのルール」があるかどうか、もう一つは、「コースの変更や休会」はどれくらい自由にできるかどうか。この2点に絞られると思います。


この点に関しては実際レッスンを受けてみないとどういうものだかは分からない、というのが現実だと思います。そしてまた、多くの受講生の場合、英会話スクールで教えている第二言語学教授法というのは、テレビなどで少しは名前はきいたことがあるけれど、それが実際どういう学問なのか分からないのですから。語学を学ぶ面白さなど分かるわけがない。たぶんイメージさえできない人も多いかと思います。


しかしほとんどのグループレッスンを主とした大手英会話スクールでは、3,4人をテーブルに座らせて外国人講師1人を当てて英会話レッスンの真似ごとをしているだけなのです。そして、レッスンを何回か受ける過程でいくつかの課題の中で、「あ、これは面白いや」とか「これは仕事にもためになる」という感覚を持つかもしれません。いや、そうなるのが当たり前でほとんどの英会話スクール通学者がそういう思いをしたのではないでしょうか。そうでないとしたらこれは大きな問題です。もはや教育ではなく、ただのビジネスになります。


自分が英語を上達させたい、英会話を流暢に話せるようになりたい気持ちがあってこそ、学習は進むものです。受講生がそういう気持ちになったのなら、それに応えてあげるのが英会話スクール側の責務であり、役務でしょう。その最初のステップが、いろいろな国籍の講師とマンツーマンで話すことだと思うのです。


また、僕は英会話のレッスンを受けているけれど、中国語のレッスンも受けたい、といえば受けさせてあげればいいのです。基本的には、その受講生は「英会話コースの受講生」ではなく、そのスクールの受講生なのですから当たり前のことなのです。


そこの英会話スクールで受けたい言語やTOEICなど資格テストがあるとき、中国語やフランス語、ロシア語のレッスンも可能。こういう柔軟性があってこそ、受講生にレッスン料を払ってもらえるというものです。


ですから英会話スクールを選ぶ際には、この選べるコースが複数あるかどうかをチェックしてください。もし可能ならば、まずはその英会話スクールは、入会金やレッスン料を払ってもいいスクールということになるでしょう。今後このように、多言語や資格テスト講座などを複数受けられることを許し始めています。


しかし気を付けなくてはいけないのは、グループレッスンでは1ポイントでマンツーマンだと3ポイントなど約3倍のレッスン料金を払わされることです。これはしっかりと理解しておかないと後で損をすることになります。それよりグループレッスンの料金でマンツーマンレッスンを受けられるスクールのほうがいいのは誰にも分かります。


また入会時にこのスクールの少人数グループレッスンがいいのではないかと入会したものの、半年ぐらい経ってそのようなレッスンは本人がやりたいことと違っていたとか、気持ちが変わって英語以外の言語を学びたくなったというのもよくあることです。


ちなみに今多言語を扱っている英会話スクールでは、NOVA、ベルリッツ、Atlasマンツーマン英会話などがありますが、複数の言語を学べるシステムをオンラインレッスンにも取り入れている辺り、努力を感じさせます。受講生主体に考えてスクールの構造・組織を考えると、このようになるのは極めて自然なことです。受講の柔軟性を保証して、一方で無駄な講師を省く、つまりアウトソーシングや派遣、パートタイマーなどを採用して無駄な人件費を取り払う、一つの改革的な取り組みとしてAtlasマンツーマン英会話は特にこの点で評価を受けています。


それはさておき、本人がレッスン内容を変えたくなった、英語ではなくてスペイン語を学びたくなったとすれば、そのスクールはどのように対応してくれるのか。そのことに対してどのくらい柔軟性があるのか。この点は、絶対確かめておいてくれたほうがよいと思います。そして、柔軟に対応できるようになっているスクールは、「良いスクール」だと判断しても差し支えないと思います。