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NOVA閉鎖前の英会話スクール閉鎖劇で学ぶ
2010年 11月 19日(金曜日) 18:47

大企業が経営に参加しているから安心という考えも2007年のNOVA2010年のジオスの例ではっきりしたが、伝統のありそうな英会話スクールだって潰れないとは言い切れない。そのひとつのサンプルが90年代に潰れたJALCOS(スポンサーは今経営再建中の日本航空JAL)とケンブリッジ・イングリッシュ・スクールだった。ビジネスマンを対象に設立された英会話スクールだったが、出資した企業には飲料大手サントリーやTBSブリタニカなどが名を連ねていた。JALCOSとは違って、法人より個人生徒が大多数を占めていた。


このスクールはイギリスのケンブリッジ大学の「教育機関」と提携し、一時はかなり話題になったが、生徒が思うように集まらない状態が開校以来続いていた結果、赤字が膨らむばかりで、ついに累積赤字が10億円に達した94年、教室をクローズすることになってしまった。オックスフォードだろうがケンブリッジだろうが、はたまたハーバードだろうが名前にだまされてはいけない。


「生徒がいつも少ない」とか「このごろ生徒が少なくなった気がする」と思ったら一応疑ってかかったほうがいい。このあたり、生徒が多すぎて予約もままならない半面、空いていれば危なくないのではないだろうかという危惧が働くという矛盾した側面をいまの英会話スクールはNOVA、ジオスの例で持っているといってもいいだろう。


寺小屋的な個人でやっている英会話スクールがほとんどだった一昔前ならこういうことはなかったが、受講者を選ばない現代のマスプロダクションならではの現象である。


レストランでも、パチンコでも、デパートでもガラガラに空いているようなところが潰れていくのは世の習いである。反対にラッシュのように混雑した店のサービスは例外なく悪い。昼時に不愉快な思いをした経験は誰にでも1度や2度はあるだろう。もちろん、この見方には次のような反論も出てくる。それは「生徒がたくさん集まれば、それだけ料金も安く設定できるのであって、もし、今のような生徒数がなければ、当然、授業料はグンと高くなることは避けられない」というもの。それはデフレの今でも避けられないものだ。


安くてサービスもよくて、いつ行っても空いているところなら言うことなしだが、人件費が高い日本でそれを言うのはないものねだりに等しいことなのかもしれない。ただし、バブルが破裂して20年というもの、今の日本人の消費意識としては、ユニクロに代表される安くてサービスもいいところで買い物をするパターンが定着した。95年くらいまでは「有名デパート」でバカ高い値段を平気で付けて売っていたところは赤字の閑古鳥。生徒への責任など最後に回して教室をたたむ「NOVAやジオス

のような大手英会話スクールがこれからも増えていくことは確実だし、2011年もそうした脱落組の生徒を虎視眈々と狙っているジー・コミュニケーション(すでに他の企業に株式のほとんどを売却)のような投資会社がいるのも事実だ。しかし生徒数、教室数を減らしていくこともほぼ確実だ。これからしばらくは業界大手が衰退していく一方、個性的なシステムやレッスンを展開してきた中小の教室がどこまで展開していけるかがカギになるようだ。