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子どもには英語が先か? 日本語が先か?その論争と私の回答 |
2015年 9月 18日(金曜日) 00:00 | |
よく、子供たちに英語を学ばせる前に日本語を学ばせた方が良い、という風に言う方がいます。もし、小学校で英語を勉強することで国語の時間が減るのであればそれは問題です。 ただし、そうでないのであれば、日本語を勉強するために国語をしっかり学べばいいだけの話です。英語は関係ありません。むしろ、英語と言う他国の言葉を勉強することで、国語に対する理解が大幅に増える可能性があります。 また、英語をあまりに小さいころから教えると、言葉が混ざるという方もいます。こういう方は、実際そういう子どもを育てたことがないか、ないしは研究もせずにそういうことを言っているのでしょう。日本と言う日本語が99%の環境圏で生活している限り、言葉が混ざるということはありません。現に、日本人と外国人のハーフで、両方の言葉を使える子を知っていますが、二つの言葉がミックスしている子を見たことはありません。単語を知らない時に、例えば日本語の中に英語が混ざっていたり、またはその逆はあります。 もし言葉がミックスしてしまうようなことが本当に起こるとしたら、1つだけ考えられます。親のどちらか(もしくは両方)がルー大柴のような話し方をする場合です。そういう話し方でずっと育てられれば、子供もそういう話し方になってしまいます。 ただし、そういう方は稀だと思うので、心配はありません。 これで、このコラムの内容は終了になります。このコラムが、多くの子供の英語教育で悩む親御さんの助けになれば、これ以上の幸いはありません。お読みいただきましてありがとうございました。
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