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翻訳アプリを持つグーグルとヤフーをテスト

スマートフォンアプリのサービスとして展開されている翻訳ツールの性能向上が著しいという。そこで、実際の能力はどのくらいのか、グーグル翻訳とヤフー翻訳を使ってテストしてみた。


かつてweb翻訳サービスというと、いわゆる機械翻訳だったが、現在の翻訳アプリは語彙も豊富で高精度なものになっている。また音声入力もできて、日本語と英語、さらに数十カ国語の同時翻訳にも対応する、機械翻訳どころか通訳のような役割もこなせる機能を備えている。

それらはスマホで手軽に持ち出せるため、海外でも気軽に利用することができるという、実に頼もしい存在となっている。


確かに翻訳アプリは進化を遂げたが、実用性はどうなのだろうか。海外のビジネスシーンでも通用するのだろうか。それとも日本語や英語の方言や訛りにも対応できるのか。それ以外にも多くの機能があるが私たちはこれらを使いこなせるのだろうか。

ということで、語彙の多さでは提供のあるグーグル翻訳とヤフー翻訳を、操作性の良し悪しや対応言語数、音声認識力、翻訳精度までを実際に使用してテストしてみた。優れた点とダメな点を見極めるにはかなりの時間がかかったがそれぞれの結果を見てほしい。


どちらのアプリも音声認識能力は優秀だった。イントネーションの判別はしないので、それはかえって安心要素といえる。ただ英語と日本語の固有名詞がまざった場合、文字入力では問題ないが、音声では正しく認識されなかった。

語彙はいいが構文に不足を感じる部分がいつくか見られたのは、機能の問題ではないかもしれない。くだけたプライベートシーンならともかく、ビジネスシーンに役立てるレベルというには、物足りないかもしれない。


翻訳ツールに必要なのはどれだけ構文を知り、定型を使いこなせるか、そして豊富な語彙を知り得るかだ。それらを使いこなせる操作性がわかるテストだった。

言葉とはパズルのようなもので、正しいパーツを正しく組み合わせれば完成する。それをどの程度の精度で行えるかが翻訳ツールの評価となる。そういう意味ではヤフー翻訳は一番精度が高いといえる。


一方、翻訳ツールと呼ばれるからには使いやすさがなくてはならない。語彙の豊富さや対応する言語数といった評価を加えると、グーグル翻訳の使いやすさは一番だ。それぞれに異なる持ち味を発揮する翻訳ツールといえる。

グーグルがweb上で提供する「google翻訳」は、使い方に一工夫加えて使いこなせば、かなり魅力的な英語翻訳ツールとして活用できるようになる。


基本的な使い方はボックスに翻訳した文章を入力するだけだが、ここであまり自然でない訳が出てきたからといってそこで終われないのがポイントだ。日本語→英語、英語→日本語のどちらも、文章の構成を変えてみるなどすると翻訳結果に大きな違いが出てくるのだ。

英訳の際には主語や目的語を必ずつけたり、文章を分割してフレーズを短くしたりする、和英の際には文章を短くして接続語や前置詞をカットするなど、修正ポイントを活用することで翻訳精度を向上を促すことができる。


一方、基本性能としてネイティブの発音をチェックできたり、選択した熟語と似た意味を持つ別の表現を表示できたりする点も見逃せない。特に注目する点は、翻訳結果に対して修正を行いグーグル側にフィールドバックできることだ。ここで集めたデータが翻訳品質につながり、長い目で見ればユーザーのメリットになる。

実際に精度が上がっているのは一目瞭然で、今後のさらなる品質向上に注目したい。