TOEIC新公式問題集の最新情報 |
○テストのクオリティーは変わらないが、難易度が前作から少し上昇 TOEICテストに向けて学習するなら、何はなくても、試験を主催するETSが発行する新公式問題集を入手しなければ何も始まらない。 実際の試験とほぼ同じ問題形式で出題される内容は、実質的な過去問題集として使うことができる。登場する語彙やフレーズの傾向も本物の試験そのままだ。リスニング問題のナレーターも本番と同じ人物なので、本番で慌てる心配もない。 TOEIC対策としては、新公式問題集を中心にして、プラスアルファ―で必要となる単語や文法を学習するのが正しい考え方だ。 これまで国内で発行されてきた公式問題集の内容は、韓国語版の公式問題集と一部内容が重複している相関関係にある。韓国では、日本と同様にTOEICテストが盛んに行われていて、公式問題集の種類も質も、日本のものを上回っている。一部の熱心なTOEICマニアらは、韓国の問題集を入手して、対策を講じているくらいだ。 昨年末に発売された最新版のVol6の内容も、やはり韓国の公式テキストの完全流用だった。ネタ元の韓国語版を入手済みのマニアにとっては、ちょっと残念な内容だっただろう。近い将来、TOEICの出題形式が改変されるという噂がネット上で囁かれているが、某掲示板に投稿された「新方式のモニターテストを実際に受けた」という情報が元になったようだ。 ○スコア帯別で弱点を克服すれば効率のいいスコアアップが可能 TOEICスコアを、400点と730点を基準にして大きく3つのスコア帯に分けることで、現在の自分の弱点と、効率よくスコアアップするための学習ポイントが明確になる。また、以下に掲載したリスニングとリーディングの理想とすべきスコアバランスも参考にして、今後の学習方針を判断してほしい。 400点まではリスニング力の強化が最重要課題。730点までは文法を強化した上で新公式問題集を解く。730点を越えたら、各自の弱点を個別に対策するべきだ。 スコアバランス リスニング 240 335 395 455 495 リーディング 160 265 335 405 455 合計点 400 600 730 860 950
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