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英作文のコツは、何と言っても「わかりやすく」書くことです。これは、まず、日本語でわかりやすい文章を書く練習をすることが大事で、それを飛ばしてしまうと、英作文を書くことはできなくなります。

反対に言えば、簡単なわかりやすい日本語の文章を書く癖をつけてしまえば、英作文は難しくありません。

世界一わかりやすい英作文の授業

英語が苦手な人向けの英作文本のなかでは、『世界一わかりやすい英作文の授業』は気軽に始めやすい学習本です。特に、文法用語がチンプンカンプンという人には、うってつけです。

英文法の丸暗記ではなく、「どうしてこう書くんだろう？」という疑問にひとつひとつ答えてくれるので、スムーズに英作文ができるようになります。英語と日本語は語順だけでなく、考え方も違うということを認識した上で英作文の勉強をすすめていくことも重要です。

また、英作文を勉強するうえで意外に邪魔になるのは、面倒くさい文法用語です。言葉の意味をしっかりと分からないまま、なんとなくのイメージで何となくの英語を勉強しているのでは、上達しないのは当たり前です。

この本では、面倒くさい文法用語は一刀両断したり、別のイメージがしやすい言葉に置き換えて覚えやすいようにしてあるので、かっちりと英文法を押さえたい人にはあまり向きませんが、英作文初心者には良いと思います。

ここで差がつく！英文ライティングの技術

英語のエッセイや小論文などを書かなければならない人に必須の英作文スキルは、「繰り返し表現を避ける」こと。つまり、日本語の文章では、同じ表現を繰り返し使うことは特別変なことではありませんが、英語の場合は「英語力が低い」と判断される基準になります。

英語表現の幅を広げ、いきいきとした文章を書くには練習が必要です。このテキストは、繰り返し表現を避けて、言い回しや視点の置き換えなどに特化した学習に適しています。

Essential　Grammar in Use

英検準1級以上を狙うのであれば、中途半端に日本人が書いた英文に触れるよりも、アカデミックなネイティブが書いた本格的な英文をしっかり勉強するほうが、英語ライティングの上達の近道になります。

とにかく英語の文章のリズムを身体に叩き込めば、自然な英文を力むことなく書けるようになります。

Grammar in Useは英文法を学ぶためのテキストですが、すべての英文をノートに書き写すことをお勧めします。