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大手英会話スクールのインターネット広告が招く未来
英会話料金比較表 - 英会話料金比較表
作者: Administrator   
2018年 4月 10日(火曜日) 12:00

先月、Facebookから大量の顧客情報が流出したと報道があった。

5000万人分の個人情報を不正利用されたFacebookはユーザーだけでなく従業員への対応にも四苦八苦

Facebookが顧客情報を流用していたということだが、それは何をいまさらとの話だ。なぜなら、Facebookとは、最初からアメリカ系諜報機関のCIAが個人情報収集のために作ったものだというのは世界の常識だからだ。

特に2010年頃から使われ始めたスマートフォンとも連動して、完全に個人情報を収集している。例えば、アメリカならばGoogleやFacebook、Amazon、そしてTwitter、一方、中国ならばAliabaやTencentなどがそれに当たる。

ウェブサイトやSNSを見る時、必ず広告ポップが出るが、それらは自動で表示されている。しかし、私たちの好みにあったものが表示されているようになっている。それはもう大企業によるディストピア(ユートピアの反対)に近づいている証拠なのかもしれない。

人々がAI(人工知能)の不安を口にする時、ほとんどが映画ターミネーターのように人型ロボットの暴走をイメージするかもしれない。あるいは、デジタルテクノロジーを使った監視型社会のようなイメージかもしれない。ただ、これらは21世紀のディストピアを正確には言い当ててはいない。

直近で差し迫っている脅威として予想もつかない巧妙な手法が使われている。例えば、スーパーのレジの高さにキャンディーやお菓子がちょうど子どもの目のつくところに置かれてるのに気づくだろうか?

子どもが親にねだるように目の見える高さに商品を置いてあることを、「説得アーキテクチャー」と呼ばれています。実は、デジタル世界ではこの説得アーキテクチャーはものすごいパターンを構築することができるのだ。

例えば、ある大手英会話スクールが、30万円のレッスンチケットを売り出したくて広告を打つ場合、その購入ターゲット層は25~50歳で、クレジットカードの限度額が多い人になっている。もしくはリタイヤした夫婦などに対しても広告を打っていることが分かる。

しかし、現在の説得アーキテクチャーの手法というのは、SNSを使って膨大なデータを収集するようになった。どこからログインしたかの履歴やアップロードした全ての写真、メッセンジャーの全ての会話、そしてブラウザの膨大な閲覧履歴など何かを入力して気が変わって途中で入力し直しても、その履歴やオンラインのみならずオフラインデータ、さらに財務記録などデータブローカーたちが大量のデータを購入している。

それらは日常的に収集されていて、そして、AI(人工知能)の学習アルゴリズムを使い、あらゆるデータを組み合わせて、30万円もする大手英会話スクールのレッスンチケットを購入する人を分類している。

そこで、問題はどうやって分類しているのかだが、大手英会話スクールのレッスンチケット販売は非常にうまくいき、かなりの確率で分類できるようになったが、現在はプログラマーがそのデータを見てもなぜそういう分類になっているのか分からないと言う。

つまり、何百万の行列があるデータの巨大なマトリックスがあることで、それがどう機能してるか分からないと言うのだ。すでにプログラミングをしているという次元ではなく人智を超えた知能を育てているというわけだ。

それは脳の断面を切っても、その人が何を考えてるのか分からないのと同じことで、すでに日本企業もこの種のテクノロジーを使っている。このように、学習アルゴリズムというのは、あなたが見たものを興味を持ってるものを見せようとし、誘惑しているということだ。

アルゴリズムは、SNS上のプロフィールによって、あなたの人種や宗教や政治的見解、人格特性や知性、幸福度、両親の離婚、年齢、性別、個人的なことを推察している。アルゴリズムを使って密かに私たちの個人的な弱みや脆弱な面をついて一人ひとり操作しようとするなら、私たちは蜘蛛の巣のように包まれて分からないというわけだ。

すでに説得アーキテクチャーが私たちの分極化を進めてるのだとしたら、大企業はアルゴリズムを公開すべきで、そして個人についての情報をどう使っているのか公開すべきだ。SNSは無料で使えるツールだとしても、販売されてるのは私たちなのだ。