【リーディング強化】 ピアソン、オックスフォードリーダーズなどの洋書の紹介 |
2024年度版 やる気をアップさせる英語上達の近道 | |||
2023年 10月 10日(火曜日) 00:00 | |||
最近、SNSで「グレーデッド・リーダー」という言葉が投稿されるようになり、意味を調べてみましたが「英語学習者のための英単語や英文法を制限した洋書」であることがわかりました。 つまり、英語を読むにしても適切な英語レベルで書かれているモノを選ぶ必要があるということです。飽きずに読める洋書をコツコツ読んでいくには、レベル分けされている「ピアソン・イングリッシュリーダーズ」と「マクミランリーダーズ」の2つから選ぶことになります。 英語勉強法【洋書多読】ピアソン・イングリッシュリーダーズ&ラダーシリーズ徹底解説 大手出版社のピアソンは、伝記や演劇、映画など世界的に有名な小説を英語学習者向けに書き直して出版しています。特に、ディズニーと提携してキャラクターを登場させた童話など、子ども向けのリーダーズも販売しています。 とにかく自分の英語レベルに合わせて選ぶ必要があることから、日本で生まれ育った一般的な日本人が中学で習う基本語1000語からTOEICスコア500点台まで、使用されている単語や文法が制限されているものを探し出すしかありません。 やさしい英語で書かれていれば多読・速読もできるようになるので、挫折しにくくなります。できれば単語の意味を確認できるリストが付いている本がいいですが、まずは辞書を引かずに読める本から始めるのもアリです。 しかし、わかった気になるのではなく、自分で本当にわかるようになる意識を持つことも重要です。英語で書かれているので誤解するのは当たり前のことですが、それは言葉で説明されていないからです。 暗記や感覚重視の受験英語とは違い、読む側の思い込みをイラストや画像などで防ぐことができるリーディング本は決して少なくありません。その中で、本当に自分でわかるまで向き合える本はごくわずかです。 そのためには、例えばある英文の解釈は一つしかないという前提で、英文を読解できるようになるためのヒントを出してくれる本でなければ意味がありません。これまで、何となく雰囲気で英文を読んでいた人はこの部分に注意を促すことです。 無料で英語の漫画が読めるサイト&英語版・バイリンガル版漫画を厳選 リーディングをアップさせる方法として、最近は日本語ですでに読んだことがある漫画やアニメなどが英訳されている本を利用するケースが増えています。興味のある内容の本を選べば、たのしくリーディング力を上げることができるはずです。 例えば、ドラえもんなどの単行本の英語訳や海外作品のトムソーヤの冒険など、ある程度の筋書きを知っていれば英語での言い方に興味を持てるかもしれません。漫画は会話が短く、イラストがあるものは想像がつきやすいです。 漫画は、イラストと最小限のセリフでストーリーが展開されるため、登場人物の表情などから内容を推測することができるようになります。そして、英語独特の主語の省略や句動詞の多用などリアルな英会話としても活用できるように思います。 最後に、イギリスの80%以上の小学校で採用されている「オックスフォード・リーディング」についても少し触れておきます。英語ネイティブの子どもたちが使う自然な英語で、10段階にレベル分けされているのが特徴です。 日常生活で使われる言い回しやフレーズが繰り返しでてくるので、英語学習者には向いていると思います。200冊以上からレベルごとにページ数、使用される表現が違うことで、ステージ6では歴史や自然科学の話も出てきます。
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