TOEICテストのための教材紹介 |
2022年度版 コロナ後の英会話スクール探し | |
2022年 8月 23日(火曜日) 00:00 | |
日本人のTOEIC熱は高く、著者から受験者までスコアアップに励んでいます。対策本は日進月歩で進化し続けています。 そんなTOEIC対策本の進化を強く感じさせるのが、朝日出版社の「全力特急 絶対ハイスコア」です。コンパクトサイズですが、ダウンロードできる購入者特典も加わり、問題の解き方が身につけられます。 TOEICは、自分のパターンを作ることが重要で、目先のスコアアップ以上の価値を見出す必要があります。400点台から730点台、そしてその上を狙う学習者は必ずおさえています。 試験のリアルな出題傾向、何度を肌で感じている著者たちは、模試と英単語がバランスよく組み合わさった教材をつくる傾向が高く、圧倒的な支持を受けています。 「出る単特急 金のフレーズ」は、無駄がないので時間がない人でも効率よく学習できると思います。目標スコア別に整理されており、600点以上を目指す方には最適です。 また、短いフレーズをベースに1000語が収録されており、コンパクトながらも構成に無駄を感じません、TOEIC本番によく出る単語が網羅されているため、必須語彙が効率よく覚えられます。著者は、豊富な受験実績で高難度の出題予想に定評があります。 「900点特急 パート5&6」は、上級者が苦手とする語彙・話法・品詞の難問だけを集めているのは驚きです。実は、900点を目指している受験者は少なく、800点台の人にとっても多くの学びが得られるように構成されています。 こちらも、最新に出題傾向に沿った頻出問題で、解いた分だけスコアアップする120問を文庫サイズに収録されています。実際に出題されたパート5と6からハイレベルな問題だけが選ばれています。 その他、小説仕立てにガイド本など、最近のTOEIC対策本はあらゆる工夫が見られます。日本で最もTOEICに詳しい著者たちが、無料でダウンロードできる特典で中身を充実されているあたりはお得感が高いと思います。 ユニークなのは、演習や問題集、単語集といった従来のTOEIC対策本の枠には収まらない意欲的な教材が増えていることです。中でも、アルクの「不思議の国のグプタ 飛行機は今日も送れる」は、ストーリー仕立てで英語を読ませようとしています。 TOEIC対策を始める前に読んでみることで、また違った角度でモチベーションを上げられるかもしれません。これを読んでスコアアップするわけではありませんが、学習法や教材への接し方を学び、継続することで学習成果に変化が見られるようになります。 スコアアップに執着せず、土台としての英語力、TOEICの基礎力を高めてくれる対策書が出てきたことは、TOEICへの注目度が高い証拠です。そして、初心者には溶ける問題の判断が難しいので、わかりやすく書かれている教材を見つける必要があります。 はじめてのTOEIC(R)テストとれるとこだけ要点攻略(CD2枚付き) 継続学習の習慣が身についていない初心者には、まずは挫折しないファースト受験用の教材をおさえておきます。ジャパンタイムズの「はじめてのTOEICテスト とれるとこだけ要点攻略」は、その1冊と言えます。
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