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英語学習はじめの一歩 文法・単語の基礎を固める1~2ヵ月目
2017年 2月 17日(金曜日) 00:00

「日本人は読み書きはできても、会話がへた」というのが、日本人の英語力を指す常識だと言われてきました。そのため、文部科学省は日本人の英会話力を向上させるためにオーラル・コミュニケーション重視の英語教育に舵を切りました。



しかし、この文部科学省の判断は軽率だったと言えるでしょう。


英語の基礎となる4つの技能のうち、最も重要なのは読む能力です。単語や言い回しや場面に合った適切な表現を覚えるには、読解力は欠かせず、読解力を育てる為の良質なテクストを大量に読み込むことが英語力向上の近道でもあったのです。


現在の小学生からの義務教育で行われている会話力重視の英語教育は、英語で深く物事を考えることを目的としていません。英語の基礎であるリーディングを疎かにしては、リスニングも会話力も、文章を書く力も伸びないのです。お子様がいる家庭の方がこのコラムを読んでいたら、是非、お子様に英語のリーディングの機会を増やす方法を考えてみてください。


中学・高校で基礎的な文法と単語の勉強を経験した、大人の英語学習は中学までの基礎的な文法をおさらいすることから始めましょう。


「英語からずいぶん遠ざかってしまっていて・・・」という方でも、中学英語ならごく初歩的なところから始まるので、だんだんと思い出してコツを掴めるはずです。この時に使う教材は、うすいドリル形式のもので充分。パラパラとページをめくってみて、簡単に出来そうだと思えるくらいのものから始めましょう。


初歩的過ぎてつまらないと感じた人は、本格的な文法書から始めてみてもいいかもしれません。桐原書店から刊行されている「総合英語Forest 7th Edition」は、定番にして最良の英語教材です。文法に関しては、これ1冊があれば他は必要ないとも言えます。


英語学習に限らず、学習継続のコツは、身近なフレーズから学ぶことです。特に無数とも思える単語を覚えていく際には、自然に興味の持てる範囲や身近なものの名前から覚えていく方がスムーズに覚えられます。


実際に、単語学習で挫折した人の多くは、いきなり高度な専門用語や、自分の仕事に関係の薄い単語までを覚えようとしたため。TOEICテストの為に必要だと焦って覚えようとしてしまい、かえって学習効果を下げてしまうのはもったいない事です。


特に最初の1~2ヵ月目の間は、基本的な単語を覚えることにして、余裕がある場合には、自分の興味のある分野の単語をプラスするという方法で、使える単語を増やしていきましょう。


英語を楽しむためには最低1500語が必要と言われています。まず1500語を目標に、楽しみながら英語学習をスタートしましょう。