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大手だから生き残りに必死になってしまう現実
2012年 1月 06日(金曜日) 00:00

受講生1万人を超える「大手」であれば、1校だけの数人から50人ほどの「個人経営」があります。そして、大手、個人経営があれば、当然、その中間にいわゆる「中堅」があるわけです。


そして実は、この中堅スクールが、英会話スクールとして成長できるかどうかのテーマの中では一番改革を急がなければならない立場なのです。保守的になればそのまま消滅するかもしれない、また大手の仲間入りをするためにはより攻撃的になるしかありません。


中堅スクールには、大手ほどスケールメリットは期待できません。かといって、個人経営のように、個人的な能力で特化したサービスを提供したりとか、小さいなりの思い切ったユニークなビジネスもしにくいのです。まさに、経営的にも非常にシビアな環境におかれ、サービス的にも大手のコピーから脱却できないのです。


まずは、サービスの質を高めよう、大手のコピーはやめて、独自のミッションの確立を急ごうということなのです。


そして、受講生の満足度を上げ、レッスンなどの評価を上げていく。もちろん、講師やスタッフの意識、スキルアップを図ることは当たり前です。そうした諸条件が整ったところで、コースや他の外国語、子ども向けレッスンの改編や新設を図り、受講生の増加が得られるのです。


このような改革を進めているのは、現在見えているところでは、GABA、Atlasマンツーマン英会話、セブンアクトの3校です。


スクール外(駅や電車内などの生活空間やインターネット内)での評価が上がるにつれて、受講生の増加は同時に起こるということが実感できるのです。とはいうものの、一定の規模だからできるきめ細かいサービスの提供と環境作りは、大きくなると維持するのが難しくなるのです。


ですから、まずはサービス内容を良くして、受講生の数が増えても揺るがない程度までシステムや財政を確立してからでないと、全国展開などの拡大路線をしてはいけないということになるのでしょう。


こうした生徒数という点から英会話学校を見た時、5万人以上の生徒数を持つイーオン、ECC、シェーンなどは経営的にも、それに対応したサービス提供環境といった意味でも、非常に厳しいものがあるのではないかと思います。