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ふくらみ続けた大手英会話スクールバブルのしわ寄せとは?
2011年 11月 04日(金曜日) 00:00

「少子化」と「英会話スクールの支店作りすぎ」。この二つが大手英会話スクールの経営難の現況であるといわれています。「少子化」は社会全体のなりゆきですが、「支店の作りすぎ」は、人為的な失敗です。


2000年頃から、英会話スクールの入学希望者の増加と日本人の20代人口のバランスが崩れ始め、いわゆる「定員割れ」にような事態に陥り、日本全国にあるまずは首都圏外の支店が閉校や他校への合併となりました。この「定員割れ」こそ、大手英会話スクールの赤字転落の理由であり、それは将来的に破たんに向かいます。


2007年11月のNOVA破たん、そして2010年4月のジオス破たんの事業継承により両社ブランドで運営している2008年より会社名株式会社ノヴァからジー・コミュニケーション株式会社に運営会社が変更。2010年には、いなよしキャピタルパートナーズ株式会社に。さらに2011年に自分未来きょういく株式会社での運営と再三に渡って運営会社が変更しているが、NOVAブランド消滅というラストシーンに向けての、「終わりの始まり」が運営会社変更です。


NOVAやジオス、イーオンを見ていて、これはよほどの起死回生がない限り上昇に転じることはないかもしれないと思う。経営のトップが、どこかでそう感じるタイミングがあるはずです。そして、あわててなんとかグループの幹部やマネージャーに「何とかならないのか。みんな頼むから考えてくれ。何かいい打開策はないのか」と相談を始めることになります。こういうとき、おそらくカウンセラーやスクールスタッフ、外国人講師ではあまりに力になりません。


そして、「いやいや、社長がなんかやたら危ないと言ってるけど、大丈夫だよ」などとタカをくくったことを言って、危機脱出に力を貸そうとしないのも2007年と同様、そうこうするうちに「破たん」するわけです。


こういう話が、本当に冗談ではなくなったのが、2007年と2010年のことでした。この4年間で、日本全国の英会話スクールの数が1,000校以上も閉校となったのです。


それまでの10年間を振り返ってみると、一部のマンツーマンレッスン専門校を除いてはどの英会話スクールも赤字続きなのです。あそこが潰れそうだ。ここはもうだめだ。まさかとは思ったがあの大手が…。2000年、英会話スクールの「破たん」をささやく噂が出ては消えていました。それにしても、1,000校以上も閉校になろうとは思いもよらなかったのです。