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[倒産危険度コラム]持ち帰り残業で過労自殺した22歳女性の遺族がイーオンを損賠提訴
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大手英会話教室の講師だった女性=当時(22)=が2011年に自殺したのは、長時間の持ち帰り残業による過労が原因だったとして大阪府内に住む女性の両親が近く、アミティー(岡山市)に慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

両親側の代理人弁護士によると、残業状況の客観的な立証が難しい自宅などでの持ち帰り残業をめぐり、企業の労務管理責任が問われる訴訟は珍しいという。


女性については労働基準監督署が、持ち帰り残業による過労と鬱病発症との因果関係を認める判断を下し、すでに労災と認定している。関係者によると、女性は大学卒業後の2011年3月に入社した。配属先の金沢校で講師をしていたが、同年6月に金沢市内の自宅マンションから飛び降り自殺したという。


女性は入社後、レッスン用教材カードを自宅に持ち帰って作成し、自室には2385枚のカードが残されていた。金沢労働基準監督署が実際にカード作りを再現したところ、1枚あたり最大9分26秒の時間を要し、持ち帰り残業時間が月82時間だったと推計した。学校での残業を含めた時間外労働時間が、過労死の労災認定基準を超える月111時間に達しており、女性が長時間労働で鬱病を発症したと労災を認定した。


両親側は大量の持ち帰り残業に加え、上司から「仕事の段取りが悪すぎる」などと繰り返し叱責されたことで心理的負荷が高まったと主張している。


アミティーは英会話関連事業を行うイーオンのグループ企業で、全国で子供向け英会話教室を展開。アミティーは取材に「女性が亡くなったことは大変残念だが、持ち帰り残業を強制したという事実は確認できていない。訴訟で自殺の具体的な原因を明らかにしたうえで適切に対応したい」としている。