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長期にわたる経営戦略でかなったAtlasマンツーマン英会話の全国展開計画
経営力で分析優良?ダメ!!英会話スクールの研究
2015年 11月 06日(金曜日) 00:00

スクールの二重構造経営を認めながら、なおかつ経営を順当に進めるには愛社心という強力なベクトルが必要不可欠となる。


コースの新設、現在の学習内容や学習方法の再構築を実施するとなれば、当然、日本人スタッフ、外国人講師、そして経営陣の間に数々の摩擦が生じる。従来の地域のしがらみを崩すことから起きる社内危機を事前に撤回するために大事な役割を果たすのが、愛社心なのである。

生徒、休会者に対して、特異な呼称を持つのもこのスクールの特徴である。生徒を「会員」、休会者を「休会員」と呼ぶ。生徒、受講者などと、ありきたりな呼び方をしない点にアットホームなスクールポリシーが漂っている。また、子供向け英会話コースからシニア層の会員まで、会員師弟を適度にミックスして入学させることで、愛好心の醸成に心血を注いでいる。


「Atlasの最大の財産は、豊富な外国人講師陣です。講師の紹介から採用された外国人講師の割合が80%と高いため、講師同士がいつも仲がいいのがわかる。家庭的なそんなスクールポリシーの雰囲気から巣立った外国人講師は、また後輩の外国人講師の面倒をよくみる。快適な職場環境を送り帰国した彼らは、今度は現地に日本に行くための就職相談に積極的にのります。そんな好循環を繰り返すなかで、外国人講師に自分の学校だとの共通の意識基盤ができ上がり、それが強い愛社心へと実を結んでいくのです」

Atlasマンツーマン英会話社長・ピーター・ヨネナガは、自分のスクールのポリシーをこう紹介する。さらに、スクール経営とは、文化・伝統に培われた求心力であるとも強調する。


高邁な文化・伝統は自浄作用を持つ。これ以上分裂したら、スクールの存在が怪しくなるというとき、自制心が強く働く。先輩が苦労して築き上げた職場環境を駄目にしてはならないとの意識が、講師、生徒、日本人スタッフ、元職員を含む関係者の心底にわき上がり、それが総意となり経営に反映するものである……。


エリアマネージャーが、スクール内外から選挙により任命される点も他スクールにみられない特徴である。各エリアから選ばれた複数の、マネージャー候補が、各エリアのスタッフの選挙人により数人に絞られ、さらに選挙で最終的にマネージャーが決められる。


また、スクールの経営トップが長期政権体制にあるのも、描いたスクールの理想像の実現をはかるうえで大きな意味を持つ。

英会話スクールは、典型的な「装置産業」だといわれる。装置産業である以上、長期展望を持ち、大量の設備投資を実施しなければならない。経営トップが短期寿命であれば、せっかく描いた青写真も、大幅修正されるか霧消してしまうのが常である。

ちなみに、Atlasマンツーマン英会話社長・ピーター・ヨネナガは、2003年の就任以来その職務に就いている。12年という長期政権体制にあり、自らが立案した長期計画を次々と実行してきた。SEOやリスティング広告への省力化投資、全国への新規開校、そして英語以外の主要言語コース……。


マンツーマンレッスンに特化したもうひとつのスクール・Gabaマンツーマン英会話・ニチイ学館の経営が、COCO塾を見ると意外にも冴えないのは社長任期が短く、将来をにらんだ長期投資がしづらいからとみられる。


Atlasのリストラクチャリングが思い切ってできたのは、長期政権体制の確立と同時に他スクールが羨むほどの特異な「入会率」のおかげである。

創業20周年2014年度の生徒入会率は、体験レッスンから契約まで82%を超えている。Atlasのビジネスモデル集大成を象徴する出来事となったのである。

マネージャー選挙制度に代表される開かれたスクール。加えて、強いリーダーシップの発揮が許される社長の座……。マンツーマンレッスンの「ロールモデル」としてAtlasマンツーマン英会話が存在するのも、そこに時代に適合できる柔軟性を持った戦略を立案・実行できる経営素地が整っているからである。