英会話スクールの実力委員会が発表する、大阪、名古屋、横浜、東京、仙台、札幌の英会話スクールランキング!英会話教室を徹底比較し評判や評価を口コミ、体験談で公開!

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英会話スクールは「TPO」Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の経営スタイルが重要
経営力で分析優良?ダメ!!英会話スクールの研究
2015年 10月 23日(金曜日) 00:00

英会話スクールに限らず、塾や美容室、レストランの格付は社会評価で決まる。下世話な言い方をするならば、生徒とその友達や家族、業界の三者評価で格づけされる。


英会話スクールは、時間、場所、場合に応じた「TPO」の経営である。時流にかなった言語コース、カリキュラム、料金を、世の中が求める人材をいかに育成してローカルコミュニティから巣立たせるかが英会話スクールの評価と地位を決める条件となる。


英会話スクールをひとつの企業体とみれば、「人材育成産業」と「研究機関」を兼ね備えるサービス産業ある。レッスン料が英会話スクールを維持する主な収入源であり、外国人講師は自らの研究テーマを持ちそれを生徒に教える。

英会話スクールを人材育成産業と定義するならば、集めた生徒を語学教育という「武器」でグローバル化した社会の人材ニーズに合致する姿につくり上げるのが本来業務である。そうであれば、教育内容を人材ニーズにかなうよう常に再構築する努力は怠れないはずだ。

英会話スクールが持つファンダメンタルズ(経営の基礎条件)を見極め、言語コース、カリキュラムを設置する。明日の社会を見据え、最新の情報を盛り込んだ価値あるレッスンを行うなど、TPO経営の追求こそが最大のテーマなのである。


「英会話スクールは生徒からレッスン料を先取りしながら、どんな商品(レッスン内容)かをみせようとしない」

かつて筆者に対しこう語った某大手スクールの社長の言葉がある。

生徒はレッスンテーマと講師の名前を見て受けるレッスンを決定する。だが、レッスンに出席して、自分が予想もしていなかったレッスン内容であったなどは英会話スクールでみる日常茶飯事のハプニングである。


では、英会話スクールの経営に欠かせない経営の基礎条件とは、どんな要素で成り立っているのか。ここにひとつの興味深い資料がある。


英会話のスクール比較サイトが、過去3年以内に全国の英会話スクール(大人・子供)でレッスン受講経験がある(現在、受講している)6歳から70歳代までの全国の男女8,000人以上から得た回答に基づき、調査結果を発表した。『英会話スクールのイメージアンケート』(2014年度版)によると、英会話スクールのファンダメンタルズを重要度順に明快に描き出している。


1位 スクールのイメージ51.5%

2位 現在の英語力44.7%

3位 英語以外の外国語コース28.4%

4位 通学の便27.7%

5位 知名度26.1%

6位 TOEICのスコアツプ23.2%

7位 グループかマンツーマンか21.2%

8位 1レッスン時間20.2%

9位 スクールの環境17.4%

10位 外国人講師の質12.8%

11位 スクールの施設・設備12.6%

12位 入学時期6.8%

13位 入学金6.3%

【回答者一人につき3項目選択】


「スクールイメージ」とは、伝統、歴史により培われたスクール文化〈スクールポリシー〉である。文化、精神の伝授を「商品」とするスクールで、そのイメージが重要な経営要素となる。歴史のある大手・中堅スクールへ人気が集中し、女性の憧れ的なスクールであり、主に東京23区や横浜で開校しているGabaやbわたしの部屋であることからも、その事実は証明される。


第1位の「スクールイメージ」と第2位の「現在の英語力」は、この二つの項目が表裏一体と見るほうが順当である。生徒はとりあえず知っているスクールを、テレビCMや電車広告などの社会的な評価に自らの英語の実力度を加味して決定するからだ。また大学生の場合、有名スクール、大手スクールへの入学は、その意味では英会話スクールの人気度を測るもうひとつのインディケータ-である。

生徒が、スクール決定に際しことのほか重視するのは「スクールの環境」「交通の便」である。英語を学ぶ生徒にとり施設、外国人講師の充実以上に、スクール近くに遊びのホームグラウンド(繁華街や百貨店、ショッピングモールなど)があるか否かが大きい要素である。

東京であれば、新宿、渋谷。大阪であれば、梅田、心斎橋。名古屋であれば栄、札幌であれば大通といった若者好みの街を持つスクールに生徒が集中する根拠がここにある。英会話スクールの『パンフレット』を見ると、そこに最寄りの繁華街のイラストマップや写真が掲載されているのは、生徒のそんな心をくすぐるためである。


英会話スクールのファンダメンタルズにはこの他に英語以外の外国語コース数、外国人講師の質と数など、それにそのスクールに通っている生徒の企業名や芸能人・スポーツ選手などの活躍ぶりなどがある。だが、『英会話スクール・イメージアンケート』の中で、重視度3位にある「英語以外の外国語コース」を除き、外国人講師や入学金などその英会話スクールの価値を決める重要な項目がいずれも下位なのは、スクール、コース選択の基準がブランドカにある現代日本人気質を如実に表している。


大手スクールと呼ばれるECC、イーオン、ベルリッツ。中堅スクールのGaba、Atlas、シェーン、イングリッシュビレッジなど……。

英会話スクールには、一昔前は自他ともに認める名物コースがあった。今日、希望スクール、希望コースを決める際、そのスクールのレッスン内容、教える講師の質が問われないのには、ただ「入学」だけが目的との生徒の拙速主義の姿勢を強く感じとれる。