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しつこく電話してくるバツイチのオヤジ生徒 PDF 印刷 Eメール
大手英会話スクールの女性スタッフが書いたコラム
作者: Administrator   
2009年 8月 21日(金曜日) 12:00

その人は保険の営業マンで43歳になる男性で、入学を担当し、その後もたびたびカウンセリングなどをしていましたが、次第にプライベートな話をすることが多くなり、ある日プレゼントを持ってきたのです。

「これ知り合いのお店で買ったんだけど、ちょうどキャンペーン中で、どうしても買ってくれというので買ったんだけど、あなたにちょうど似合うんじゃないかと思って」

とブランドのリングをくれたのです。石がけっこう大きかったので、買えば10万円以上はしそうです。知り合いの店で買ったとか言っていましたが、どうもそれは信じられなくて、わたしにプレゼントするために買ったようなのです。

「こういうことはいけないことになっていますから、お気持ちだけ受け取らしていただきます。どうか他の方に差し上げてください」

「いやぁ、僕には他にプレゼントするような女性はいませんし、全然気にしなくてもいいですよ。気楽に受取ってください」

 

どうしようか迷いました。その人はもうすぐ継続の時期がきます。あと1年コースを継続してもらえれば、わたしのキャンペーン売上は達成できます。

 

わたしが迷っていたら、強引にわたしの手に握らせたのです。他の人の目があればきっぱり断っていたのですが、ちょうどキャンペーン売上のこともあって、とうとうもらってしまいました。もちろん、その後に継続はしっかりしてもらいましたけど…。

 

そうなると今度は3日にあげず電話がかかってきました。

「めったに予約できないレストランが予約できたので、一緒に行きましょう」

 

そんな感じで誘ってくるのですが、わたしの方はまったく付き合うつもりもないので、残業とか研修があるとか言って断っていました。しかし、あまりにもしょっちゅう電話がかかってきたので、ブランチマネージャーに知られることになり、事情を話すと、

「それはあなたが悪いけど、みんなそんな経験はあるわよ。だったら、相手を怒らせないようにうまく断ることね」

 

逃げてばかりいてもらちがあきませんので、一度会う約束をして、その場で断ることにしたのです。

「わたしたち社員は生徒さんとお付き合い出来ないことになっています。今日は来ましたけど、もう二度と誘わないでください。もうふたりで会うことはできませんから」

 

そうすると今度は、

「結婚を前提に付き合ってもらいたいんだ」

と言いはじめたのです。これにはさすがに焦ってしまい、きっぱりしたことを言わないと、いつまでもつきまとわれると思って、

「実は婚約者がいるんです。いつ結婚するかは分からないんですけど、いずれ結婚するつもりですから」

 

そう言ってやっと納得してもらいました。その人は良い人で、その後もスクールに通ってきていましたが、もし変な人だったら、ストーカーになる可能性もあったので気をつけなければならないのです。

 

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