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学校英語からの脱却 既得権益者の追放
2016年 12月 12日(月曜日) 00:00

「2020年東京オリンピックの課題」という記事がありました。そこでは英語力アップが課題の一つとして挙げられ、こんなことが書いてありました。



2014年のロシア・ソチオリンピック開催中、ノルウェーのテレビ局記者は、「オリンピックなんだから、日本人には英語の簡単な言葉くらいは習得してほしい。」と強調。東京オリンピックに向け、英語が苦手とされる日本人にも同じことが言えそうだ。


ここまで読んでくださったみなさんはもうおわかりかと思いますが、本当に私たちはこの記事が言うように「英語が苦手とされる日本人」なのでしょうか。


そうではないでしょう。私たち日本人はこう思わされているだけです。日本人は決して英語が苦手なわけではありません。多くの日本人は「英語の簡単な言葉くらい」なら、すでに習得しているのです。日本人は英語が苦手というのはメディアの刷り込みでしかありません。



では、一体誰がそんな刷り込みをしているのでしょうか。それは、みなさんが「英語が苦手、でもできるようにしなきゃ」と思うことで、既得権益を維持し、拡大しようとしている大学教授、大手英会話スクール、日教組などがテレビを使って刷り込みをやっているのです。つまり英語村に住んでいる組織が、みなさんに毎日ダメ出しをして、苦手意識を植え付けているのです。「英語村住民」は、みなさんが「英語?使えるけど、何か?」と思ってしまったら困ってしまうのです。


最後に、中学、高校の英語の先生方にお願いです。生徒たちを、この洗脳から解放してあげてください。そのために、まずはご自身が「自分は英語が使える!」というマインドをもってください。


英語の専門家が書いた本を読んだり、カリスマ・スーパー・ティーチャーのセミナーに行ったりすると、「私ってまだまだ英語ダメなんだ」と思ってしまうかもしれません。でも、それは違います。専門家やスーパー・ティーチャーのほとんどは海外で英語を使っていません。彼らの英語力とあなたのそれとに、大した違いなどないのです。


東京オリンピックで、国民も生徒も、「なんだよ、英語なんて適当で通じるじゃん!外国人は誰もダメ出しなんかしないじゃん!」ということを経験から理解します。今のまま、ダメ出し教師生活を続けていたら、どんどん時代に取り残されてしまうでしょう。


何度も申し上げましたが、英語は使ってナンボです。その英語を先生方はもう長年やっているのです。英語村のダメ出しにビクビクしていても何も始まりません。今日から、生徒の前でどんどん英語を使ってみませんか。生徒の前だけでなく、自分の好きなことのためにも英語を使ってみませんか。先生が毎日英語を使って楽しそうな人生を送っている、そういう姿に生徒が何かを感じてくれる、そう思いませんか。


ただ、どこからどう手をつけていいのかわからない先生もいらっしゃるでしょう。毎日とても忙しくてそれどころではないという先生も多いでしょう。そのような方はまず、辞書を捨てて、好きな本を眺めてみる、好きな映画を日本語字幕を消して眺めてみる、そんなことから始めてみませんか。「自分も変わらなきゃ」と思われた先生には本気でサポートします。


多読・多聴、フリーライティング、フリートークは、明日にでも授業に取り入れられることです。教科書など、他の部分に関しては、苦労して工夫などしなくていいのです。研修会に参加して他の先生の素晴らしい実践を研究する必要もないと思います。今まで通りやっていればいいのではないでしょうか。大切なのは先生自身が「英語は正確でなければいけない」「テストの点がとれなければいけない」という思いこみから解放されることなのです。みんなで、脱・英語村を目指しましょう。