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各パートごとの学習方法と、スコアアップに役立つテクニックを紹介。これぞTOEIC攻略のための最短コースを紹介する。

まずは、TOEICの基礎知識をまとめてみよう。TOEICを運営する団体が発行する「新公式問題集」は、実際の試験内容に基づいた内容で構成されている。つまり、本番さながらの実践テストで効率的にスコアアップできるのだ。

スコアを3レベルに分けて考えると、学習ポイントの方針が明確になる。初心者と上級者では、当然ながら必要な教材や学習方法は違う。現在自分の英語レベルがどのレベルにいるのか正しく判断しよう。

現在、日本で最も人気のある英語能力テストがTOEICだ。実は、リスニングとリーディングに重点を置いたTOEICの試験そのものはそれほど難解というわけではなく、中学英語レベルの文法力でも十分に600点は取れる内容だ。それでも、一般的に世界で通用する英語力の目安とされる730点は、決して低いハードルとは言えない。

書店に行けば、TOEIC対策の本が所狭しと並んでいるのを見るが、あまりの数の多さに、一体どれを選べばいいのか迷ってしまうことだろう。英会話スクール選びにも似たような面がある。

そんな時、まず手に取るべき本は、試験を運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が発行する「新公式問題集」だ。実施の試験問題に基づいて作られた問題集を使って、独特な試験の形式に慣れることが重要な鍵となる。

さらに効率よくスコアを伸ばすためには、3つの対策が非常に効果的だ。まず１つ目は、最近のTOEIC事情を把握し、きちんと対策を講じること。２つ目は、完成度の高いパート別教材を活用すること。そして３つ目は、TOEICならではの対策テクニックを身につけることだ。

攻略法１　TOEIC受験のプロだけが知る最近の傾向と対策を知る

国籍・性別が様々なナレーター陣はほぼ固定化しているが、最近はイギリス人女性が別人に交代した。ややクセの強い発音には要注意だ。また、問題にたびたび現れる単語にも最新の傾向が見られる。

攻略法２　教材はパート別に進行しているので、弱点克服でスコア底上げ

中級～上級者は、学習の基礎である公式問題集に加え、各自で苦手な分野別の強化に取り組みたい。今はパート別の優れた教材がたくさん登場しており、有効に活用することで苦手分野を重点的に学習することができるようになった。

攻略法３　知っているだけでスコアアップする明日から使える裏テクニック

さらに、即スコアアップにつながるテクニックがあるが、設問や選択肢を文字で確認することができる問題では、先読みすることで音声の理解度が格段に向上する。また、リーディング問題の50％のPart7に時間をかけて取り組みために、ほかのパートを時短するなど、ペース配分も大切なポイントとなる。