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日本の英語教育の呪縛から解き放たれた時に、リスニング力は大幅に向上します
2017年 4月 14日(金曜日) 00:00

リスニングの能力を向上させるには、とにかく英会話を聴き取る耳を鍛えること。そのためにもっとも効果があるのは「シャドーイング」です。耳で聞いた英文を即座に声に出して反復するトレーニング方法です。

見本の英文に意識を集中し、追いかけるように発音することで、英語を耳に慣らすことができます。このシャドーイングで使う英文は、読んで理解できるレベルのものの方がより効率的です。



また、日本人の英語の聞き取りを苦手にしている理由は、ネイティブにとっては当たり前の発音を教えられていないから。それは日本の英語教育の大きな罪だともいえます。英語学習の初期段階で、ネイティブの英語では当たり前に使われる「弱形」を教えられていれば、日本人全体の英語力は大幅にアップし、英語後進国などとレッテルを貼られることはなかったでしょう。



では、学校では教えなかった「弱形」とはどういうものか。これは、日常会話では助動詞やBe動詞、接続詞など、頻繁に使われる単語が、短く曖昧に発音されていること。例えば、「to」は「タ」、「been」は「ビン」、「and」は「ンド」と発音されます。


「弱形」の対の言葉である「強形」も、初めて目にするという方も多いでしょう。日本の英語教育ではこの「強形」の発音のみで教えられることがほとんどですが、この強形、ネイティブにとっては「強調したい時や丁寧に言う時」に使う発音なので、普段の発音は弱形が主に使われています。


発音の「弱形」「強形」は、英語辞典には必ず載っています。「弱形」を持つ単語はそれほど多くありませんので、手元の英語辞典でそれぞれ確認してみてください。


今まで知らなかった「弱形」を知ることで、聴き取れないと思っていた英文が聴き取れるようになります。日本人が英語を聴き取れない原因の最も大きなものは、学校で教えられた「強形」の音を探してしまうから。実際に発音されてはいない音を聴き取れるはずはなく、それが英語学習の挫折の原因となることもあるのですから、日本の英語教育の罪はあまりに深いと言わざるを得ません。


「弱形」を知ったあなたは、この日本の英語教育の呪縛から解き放たれ、英語力を大幅に向上させる第一歩を踏み出したのです。


ここでさらにリスニング力を高めるために、シャドーイングとディクテーションを英語学習に導入しましょう。シャドーイングは、前述の通り、耳で聞いた英語を自分の口で発音してみる学習法であり、ディクテーションは耳で聴き取った文章を書き取る学習法です。


どちらも英語学習の王道的な学習法であり、ディクテーションはリスニングだけでなく、ライティングにも効果的です。自分のレベルに合った教材を選んでトレーニングしていきましょう。洋楽好きの方は、英語の歌詞をディクテーションの教材にしてみるのも面白いでしょう。